サイゾーpremium  > 連載  > 丸屋九兵衛の音樂時事備忘「ファンキー・ホモ・サピエンス」  > 【ジョージ・クリントン】宇宙ファンク爺の再降臨
連載
丸屋九兵衛の音楽時事備忘録「ファンキー・ホモ・サピエンス」【37】

【ジョージ・クリントン】宇宙ファンク爺の再降臨。自叙伝が奇跡の邦訳化!

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『ファンクはつらいよ』

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監修:丸屋九兵衛(発売元:DU BOOKS)

2014年末、33年ぶりのファンカデリック名義アルバムをリリースしたクリントン御大は、自伝『Brothas Be, Yo Like George, Ain't That Funkin' Kinda Hard on You?』も刊行。それがついに邦訳されたのが本書だ。ドラッグ経験等の赤裸々告白もあるが、なにより文章が面白くて感心しきり。さすがストーリーテラーなのだ。


 昨年4月13日(月)13時30分。ワシはタワーレコード渋谷店の1階特設ステージに立っていた。とあるアメリカ人ミュージシャンのトークイベントの相方として。

 特設というより、むしろ「仮設」に近いステージから周りを見渡して明らかなのは、この会場設定が大いなる誤算であること。周囲が、人、人、人に埋め尽くされている。出演者の役得として置いてもらったワシの著書売り場も、人口密度に負けてまったく目立たない。聞けば、その場に百数十人はいるという。当初の見積もりは「最大で数十人」だったはずなのだが。それにしても、なんとミスマッチな出来事だったことか。時は月曜の真っ昼間。場所は、大通りに面した渋谷の一等地の1階。そんなところに、Pファンクの総帥、ジョージ・クリントン師匠が降臨しようとは。

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