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美しきこじらせ……

【水野しず】祝!ミスiD! グロテスク&ビューティーな異才がアイドル界をかき回す!?

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――カワイイアイドルが飽和したとき、ポッと現れる異彩を放つ美女。彼女もそんな存在だろう。美しすぎる◯◯という枠に、とどまらない魅力とは?

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(写真/河西 遼)

 ミスiD2015のグランプリを勝ち取った水野しずに「これからの目標」を聞くと、突然頭を抱えて悩みだし、「このままじゃダメなんですか?なにかを目指すために我慢しなきゃいけないんですか?」と強い口調で答えが返ってきて、非常に気まずい空気になった。

 年々盛り上がりを増す講談社主催のアイドルコンテスト「ミスiD」。今年は過去最高となる約4000名の応募となったが、その頂点に水野しずは輝いた。審査期間中からその存在感は周囲を圧倒、いや畏怖の対象でさえあったように思う。ほかのアイドルが水着や制服で参加する中、ひとりお遍路巡りの格好でPR動画は4万回以上再生され、グランプリ発表翌日に行われたミスiDの授賞式では、胸元を露わにしたクレオパトラの扮装で、コントを披露。場内は異様な空気に包み込まれた。

 地元、岐阜県多治見市を「バブル崩壊を引きずった灰色の街」と話し、中高一貫の女子校に通っていたことを「女子になりそこねた」と振り返る。美大に入学した当初は「女子を取り戻すため」に、ロリータファッションで日傘をさして通った。表現の根底にあるのは、2歳のときに父親に言われた「孤独と向き合え」という言葉だったという。

 こちらの質問に、決壊したダムのように早口で一気にしゃべり、時折押し黙り頭を抱える。なにより、こちらの質問には、飾ることなくガチで答える。ともすると好戦的に見えるその振る舞い、そして出てくるエピソードはドロリとした生々しさに溢れているが、写真を見てわかるように彼女は間違いなく美しい。話をしていると異様な妖力に引き寄せられ、「この人は一体何者なんだろうか?」と、どんどん知りたくなる。

 グロテスクな内側と、ビューティーな外見。二律背反な性質を持った25歳が「アイドル」のトップに選ばれた。何かが起こりそうで背筋がゾクッとした。

(文/竹下ジャパン(甘噛みマガジン))

【拡大画像はグラビアギャラリーでご覧いただけます。】

水野しず(みずの・しず)
岐阜県出身。自らを総合エンターテイメント施設とし、イラストや文章を手がける。この度、講談社主催のアイドルコンテスト「ミスiD」で、グランプリを受賞した。

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