(写真/Jaile Blake)
『篠田麻里子』
元AKB48の1.5期生。グループ在籍中から女優やモデルとして活躍。AKB全盛期の立役者の一人。卒業後は、仕事や人気が激減したと一部ネットなどで話題になっていた。
10月4日、東京都・小菅にある東京拘置所で「第3回東京拘置所矯正展」が開催され、オープニング・セレモニーに元AKB48の篠田麻里子が登場。テープカットセレモニーのほか、出展ブースを見て回ったり拘置所レシピのお弁当に興味津々だったりと、マスコミだけでなく一般人の前にも姿を見せ、会場は大いに盛り上がった。
「会場には、早朝から場所取りをするなど麻里子さま目当てのファンが詰めかけ、カメラを持った人も多かった。イベント開始前は人がいっぱいで歩くこともままならないほど。日刊スポーツ発行のAKB48新聞の販売ブースまで出展していた」(会場にいたファン)
AKB48卒業後は、常連だったオリコンの「女性が選ぶ! ファッションリーダーランキング」から姿を消し、プロデュースブランドの経営企業が破綻するなどして、一部で凋落したと揶揄されたが、その人気ぶりは健在のようだ。一方で、ファンからは不満の声も。
「何も知らずに会場に行くと、プレスで入ったマスコミ以外は、麻里子さまの写真撮影のみNG。イベント開始前には、再三にわたってアナウンスされ、『違反者は、退場してもらう』とまで言われた。まぁみんな撮影してたけど」(同)
警備上の理由で全面的に撮影がNGならわかるが、当の会場やほかのイベントは撮影OKで、篠田だけがNG。さらにイベント終了後、事前のアナウンスなく再び篠田が会場に現れた際には、撮影をしていた人々が事務所の人間とおぼしき人物から「肖像権があるから、撮影した写真を消せ」と詰め寄られる場面もあったようだ。篠田本人の笑顔とは裏腹に、現場は厳戒態勢だったことがうかがえる
なぜ篠田だけ撮影NGなのか、東京拘置所に問い合わせをしたが、「諸般の事情」という回答のみ。公的機関のイベントに出演したタレントに、肖像権は主張できるのだろうか?
(黒崎さとし)
麻里子さま今度は一日署長
新庁舎が完成した12年から一般開放されている「東京拘置所矯正展」。写真撮影も可能。12年は松山千春、昨年は、篠田の事務所の先輩である藤原紀香が登場し、バーニング系タレントが2年続いた。会場には芸人の阿曽山大噴火の姿も。なお篠田は、11月3日に開催される「府中刑務所文化祭2014」でも一日署長を務める模様だ。