サイゾーpremium  > 特集  > ジャニーズ  > 「HIROさんやっぱすげえっす!」【与沢翼】が秒速でEXILEに変身
第1特集
EXILEを率いる経営者の"すごみ"

与沢翼、今年32歳。秒速でEXILEに変身!「HIROさんはやっぱすげえっす!」

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――かつては「秒速で1億円稼ぐ男」として我が世の春を謳歌しながら、今年4月の突然の「資金ショート宣言」で現在は苦境に立たされている与沢翼が、拡大路線でイケイケなEXILEグループが所属する芸能プロLDH、そして同社を率いるHIROこと五十嵐広行の経営者としての資質について、“HIROコスプレ”で徹底分析を加える!

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(写真/石黒淳二 go relax E more)

「EXILEですか。メンバーの何人かと会ったこともありますよ。3年ぐらい前に、渋谷のトータル・ワークアウトっていうトレーニングジムで。会話したりもしましたけど、威圧的でもないし、いい人たちでした。僕が六本木や西麻布あたりで飲んでた時期は、遊んでるって噂や目撃情報も耳にしたし、実際にメンバーの彼女だという女の子を紹介されたこともあります。特にTAKAHIROの“彼女”はたくさんいて、モデルや女子アナなんかもいました。まぁ、実際に付き合ってたわけじゃないんでしょうけど」

 どこか疲れたような口調でこう語るのは、与沢翼、31歳。“秒速で1億円稼ぐ男”などともてはやされ、かつてはそうしたイケイケな印象をそのまま体現していた男である。

 6月某日、15時。新宿アイランドタワー41階。窓の外の絶景は、霧で煙っている。与沢は、かつて“ネオヒルズ族”として我が世の春を謳歌した六本木の街を遠く背にし、座っている。タンクトップに黒いジャージ。その頬をヘア&メイクアーティストの指が這い、茶褐色のパウダーを乗せていく。彼は今、EXILEのHIROになろうとしていた。

 2011年に資金10万円でネットビジネスに参入し、半年で5億円を稼いだ男は、アフィリエイトや情報商材販売、セミナーなどのビジネスで富を膨らませていた。しかし――。

 14年4月26日、自身のフェイスブックとブログで突然「経営危機のご報告」と題されたエントリーを公開し、代表取締役会長を務めるフリーエージェントスタイルホールディングスが経営破たん寸前だと告白。約3億円の税金を滞納したことにより、国税局、都税事務局からの差し押さえに遭ったことを報告した。

 そして2カ月。手放したものは、265坪ある六本木のオフィスをはじめ、数カ所の都内高級マンション、3台の高級外車……。

 かつては新興ビジネスで栄華を極めながら現在は辛酸をなめている彼と、次々と事業を拡大させながら、今まさに芸能界の頂点にさえ登りつめようとしている、EXILEを率いるHIRO。いったい、彼らを遠く隔ててしまったものとはなんなのか? その理由のひとつには、EXILEの所属する芸能プロ・LDHの代表取締役でもあるHIROの経営者としての特殊性があると、彼は静かに分析してみせる。

「所属アーティストのひとりが社長というのは、大手芸能プロでは珍しい例ですよね。結局、そういう人たちが金を持ってるんですよ。自分が商品であり社長であるということは、大きな事務所にコマのひとつとして所属するのとは違って、搾取されずに済みますから。同じ人がマネジメントをする側とされる側にある企業は、最初は対外的な信頼性が乏しいし事業のパワーも小さいけれど、一度うまく回りだしたら、とんでもない利益を生むんです」

LDHの成長の裏にあるのは巧みな“水平展開”

 もともとLDHには、その特殊性からビジネスの面で大いなる興味を持っていたという与沢。CDやDVDのリリースやファンクラブ「EX FAMILY」の運営こそエイベックスと強く提携しているものの、LDHは、“搾取されない”システム作りにも周到だ。EXILEをはじめとするアーティストやモデルのみならず、ソングライターやボイストレーナー、コレオグラファーなどまでも擁することで内部制作の環境を整えている。

 またマネジメント業だけでなく、ダンススクール「EXPG」の運営、「24karats」をメインブランドとしたアパレル事業、中目黒に店舗を構える居酒屋「KIJIMA」などの飲食事業、「月刊EXILE」の出版事業など、経営を積極的に多角化。スクール生をツアーのバックダンサーに起用したりアパレルブランドからツアーグッズを発売したりと、関連企業内でビジネスが回るシステムを着々と成立させ、さらにそれを拡大させつつある。

「事業のこうした水平展開は、いち企業の成長としては当然の構図ですよ。ただしこれは、LDHにEXILEという軸があるからこそ。ビジネスは1に軸作り、2に軸の収益化。そしてこの2つを両輪でやり続けることが大切なんです。が、これがまた非常に難しい。ですから、EXILEの延命を図って引退し、そもそもの軸を弱体化させないようにと考えたHIROさんは、経営者としてとても賢い。制度や風土に社長の思いを乗せて、本人はあまり前面には出てこないというやり方は、経営の1つの定石。HIROさんは現場に立った経験がある人なので、プロデュース面で発言をしてもメンバーやアーティストに対して説得力が大きいし、彼のカリスマ性は組織運営上も大きなメリットだと思いますよ」

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