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【premium限定連載】芸能評論家・二田一比古の芸能ゴシップ今昔物語

マルチタレント化は危険!? 剛力彩芽の異常な売れ方と異変

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――数々の芸能スクープをモノにしてきた芸能評論家・二田一比古が、芸能ゴシップの“今昔物語”を語り尽くす!

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剛力彩芽のデビューシングル『友達より大事な人』(初回生産限定盤)。

 芸能界には不思議な女性タレントがいる。一見、アイドルっぽい雰囲気だが、決してアイドルではない。といって檀蜜のようにセクシーなわけでもない。またAKB48のように熱烈なファンがいるわけでもない。それでもテレビにはコンスタントに出ている。

 その代表格がベッキーと関根麻里の2人だろう。

 確かに、「俺、ベッキーの大ファン」という男の子はほとんど聞かないが、仕事は順調そのもの。情報番組を仕事の主戦場に、CMや時には女優業もこなす。「オールマイティー」といえば聞こえはいいが、要は「可もなく不可もなく使い勝手がいい」とは業界内の声。

 そんな2人に共通しているのは、未だにスキャンダルがないことだ。熱愛でいえば、関根は昨年、韓国人歌手であるKとの熱愛が報じられた。彼女の父親の関根勤もKを褒め、国際結婚かと先走りするマスコミもあったが、未だに進展している様子もなく、「話題作りのネタだったのでは」との疑惑も出るほどだ。ベッキーに関しては男の話は未だに皆無。

 男嫌いなのか、それともうまくやっているのかわからないが、すでに芸能マスコミの関心すら薄くなっている。スキャンダルがなければ、クライアントも安心してCMに使える。結果、CMが増える。タレントとしてはある種、理想的だが、見る側、追う側はつまらない。毒にも薬にもならない「人畜無害」のタレントと揶揄されるのだ。

 さて、2人に次ぐのが剛力彩芽だろう。すでに2人を完全に凌ぐ売れっ子にまで成長しているが、不思議なことに筆者は「剛力ファン」を自称する熱烈ファンをあまり知らない。それでもCMの数は群を抜いている。彼女をテレビで見ない日はないほどその顔は売れているが、見る側は少々、食傷気味なのも否めない。

 剛力は女優もこなし、7月には歌手デビューまで果たしたが、マルチタレントとしての本領発揮のはずが、意外な反応が起きている。彼女に対してのバッシングがネットで起きているのだ。

 もちろん、褒める言葉もあるが、「歌は下手」「害虫」といった類のブーイングの書き込みが圧倒的に多く、デビュー曲でこんなに反感を買われてしまうのは珍しい。ひがみともイジメとも思われる内容で、剛力自身もショックを受けているという。

 剛力は小4で芸能界に入り雑誌のモデルをきっかけに、女優デビュー。今年の1月には『ビブリア古書堂の事件手帖』で、フジの"月九"で主演まで務めたが不発に終わったように、女優としてまだ代表作と呼べるものはない。やたらと目立つのはCMだ。

 前述の2人のように使い勝手の良さもあろうが、剛力は髪をショートにしてより「爽やかさ」を演出したことでイメージアップにつながった。その一方でしきりに言われているのが、事務所の「剛力(ゴリ)押し」営業。


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