サイゾーpremium  > サイゾーレコメンド  > 男受けが良いAKB、伝統芸能化するハロプ...
あの有名人&識者が選ぶ「サイゾー」レコメンド!

男受けが良いAKB、伝統芸能化するハロプロ 美人振付師・竹中夏海が「サイゾー」のアイドル記事に物申す!?

+お気に入りに追加

1301_idoldance_cover_obi_p.jpg
『IDOL DANCE!!!: 歌って踊るカワイイ女
の子がいる限り、世界は楽しい』
(ポット
出版)

 1999年の創刊以来、芸能界から政財界、ヤクザにIT業界まで、各業界のウラ側を見てきた「サイゾー」。巷間騒がれる小誌の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい! そんな思いから、「サイゾー」を愛読している物好きな(失敬!)有名人からおなじみの識者の方々に、「サイゾー」でしか読めないオススメ記事を選んでもらいました!!  今回選んでもらうのは、小誌でもアイドル関連の記事で何度もお話をうかがった人気振付師の竹中夏海さんです!

――先日初めての著書『IDOL DANCE!!!』(ポット出版)を上梓された振付師・竹中夏海さんに、“今が旬”なアイドルとダンスの魅惑の関係を聞いてみたい次第です。竹中さんはアイドルグループ・ぱすぽ☆などの振り付けを担当されてますよね。以前にはサイゾーの特集でも「ニコニコ動画」特集で「おどってみた」動画へのレビューをしていただいています。

「美人振付師・竹中夏海が見てみた『踊ってみた』──胸を打たれた原石の輝き」
(2011年5月号「ニコニコ動画は日本を変えるか!?」より)

 今回の本の中では、ぱすぽ☆のダンスの作られ方や、あとは東京女子流、Perfumeなどのダンスに関する分析をされてました。では一方で、女子アイドルとして今最大勢力を誇るAKB48のダンスについては、どう見てらっしゃるんですか?

竹中 すごくセンスがよくて、見ていると「そりゃブレイクするに決まってるわ」という感じがしますね! AKBはすごく“今”っぽいんです。女の子を可愛く見せるのはもちろんですが、その見せ方が古くないというか、ただ“甘い”だけでなくかっこよさもある。可愛さには、男性受けするような隙のある可愛さと、女の子が「私もやりたい!」って思うような可愛さがあると思うんですよ。女の子が踊っていて可愛いけど気恥ずかしくならないダンスというのは、けっこうバランスが難しいんです。でもAKBはそれをちゃんと共存させているところがすごく今っぽくて、同世代の同性にも受けたんだと思います。特に「ヘビーローテーション」や「フライングゲット」は、そのバランスが絶妙ですね。最近だと、SKE48の「キスだって左利き」がすごく好きです! 振り付けに、すごくキャッチーな部分と歌詞とリンクする部分、真似したくなる部分、それから女の子が可愛く見える要素、全部入ってる。

――サイゾーでも、AKB、SKEなどのダンスの魅力を分析する記事をやったことがありました。一方で、竹中さん自身はハロプロ好きなんですよね? ハロのグループについてはどうですか?

「ダンスがアイドルに奇蹟を生んだ......!? AKB48に神が宿った理由」
(2010年8月号「アイドル人気はダンスで決する!!」より)

竹中 ℃-uteは本当にすごいです! ダンスの技術はもちろん、メンバーの集め方やキャラの役割分担、歌の技術も含めて、総合的にいま一番すごいと思う。ハロプロの良さは歌舞伎や宝塚みたいな伝統芸能的な良さになってきてるんで、もどかしい部分もあるんですよ。技術は今テレビで活躍してるどこのグループよりも確かだけど、もっと新しい風が吹けばいいのに、と。でもコンサートに行くと、ファンの人のリアクションも含めて形式美があるからこれはこれでいいのかな、とも思うんです。今のこのアイドルブームという状況はいわばバブルみたいなもので、これから先、いかに文化として定着させていくことができるかを考える時期に差し掛かっている、ということはアイドル界の人間だったら皆感じてますが、ハロプロには流行り廃りとは別のところで自分たちのかたちを続けてきた強みがあると思います。

――なるほど、いわばある種の正念場に来ているわけですね。竹中さんが担当されてるぱすぽ☆にも、何度かサイゾーには出ていただいてるんですが、なにか気になる記事はありましたか?

竹中 ぱすぽ☆のことが書いてある記事で、笑ってしまったのが、「SNSの利用などに関して、ほぼ“野放し状態”」っていう記述が(笑)。

「LinQの"SNSテク"は中洲のキャバ嬢以上!? SNSを有力な武器にする非AKB48アイドルたちとIT」
(2012年11月号「IT業界ゴシップ大全」より)

竹中 いや、本当にそうだな、と思って(笑)。ツイッターは皆バラバラと始めたからIDは全然統一されてないし、もりし【ぱすぽ☆のメンバー、森詩織のこと】なんかは自分からフォローしに行くから、フォローされた人に「本物ですか?」って聞かれたりしてて。もちろん、これまで何も問題がなかったからこういうふうに語れることだし、野放しとはいっても常識の範囲内で、ということではありますが。今のアイドルは握手会なんかも多くて直接ファンと触れ合う機会も多いし、裏表があったらどんどん成立しないようになってきてますよね。だからこれまでの「アイドル=虚像」みたいなことではなく、実像のグループがいてもいいんじゃないかと思ってやっています。本人たちが苦しくなく、楽しくいられたらいいなと思っているので、やたらとぎちぎちにすることはないよね、と。だからライブでもそういう“野放し”感を出していきたいですね。

(構成/編集部)

※ぱすぽ☆メンバー登場記事は以下から!

「10人のアイドルCAと共に空高く離陸せよ!」

今、握手会が最もアツい10人組アイドル・ぱすぽ☆が語る「アイドルだって、握手会が大好きです(は~と)」

「K-girls女子ファン代表!? ぱすぽ☆槙田紗子が韓国女子アイドルを愛する理由」

竹中夏海(たけなか・なつみ)
1984年生まれ。日本女子体育大学舞踊学専攻卒業後、09年から振付師として活動中。ぱすぽ☆のほか、アップアップガールズ(仮)等を担当している。振付師の目線からアイドルとダンスの関係を具体的に分析・考察した『IDOL DANCE!!!』(ポット出版)を今年12月に上梓した。
オフィシャルブログ <http://ameblo.jp/takenakanaketa/>
twitter:@723takenaka

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2020年2月号

新しいニッポンのタブー

新しいニッポンのタブー
    • 暴力団だけじゃない【反社】の定義
    • 【山口組分裂】報道の最前線
    • 【嵐】休止後の芸能界にタブーはあるか?
    • 本当の【氷川きよし】論
    • 【社会学者】きーちゃんを苦しめる疑惑フォーマット
    • 【湯山玲子】ミサンドリー時代に合った戦略
    • 【音楽学者】芸能の性別越境を回復する存在に
    • 【丸屋九兵衛】ヒップホップときよしの交差点
    • 【ANARCHY】初期衝動を落とし込んだ映画
    • 【SEEDA】ラッパーの禁忌な生き様を描く
    • 世界の過激な【保守派リーダー】
    • 【元芸人】が政治の世界に進出するワケ
    • 【アナ雪】ステマ問題ほんとの戦犯
    • 時代を先取りする【新・麻薬王】の肖像
    • 【医療観察法】の知られざる実態

川瀬もえ、エロくてキュートで清らかに。

川瀬もえ、エロくてキュートで清らかに。
    • 小悪魔【川瀬もえ】が脱ぐ

NEWS SOURCE

インタビュー

連載

    • 表紙/華村あすか「イオンで十分なんです」
    • 【桜田茉央】ミスマガ受賞者の箱入り娘
    • 【AV界】期待の新人セクシー下着
    • 【鈴木ふみ奈】タレントと企業のカンケイ
    • 【増田と鷲見】のラブゲーム
    • 【AI】がインターネットを根底から揺さぶる
    • 【五所純子】「ドラッグ・フェミニズム」
    • 【萱野稔人】"殴り合い"はなぜ人間的なのか
    • 機構影響を受けぬ【雪まつり】
    • 【丸屋九兵衛】キアヌ・リーブスを語る
    • 【町山智浩】「リチャード・ジュエル」FBIとマスコミの欺瞞
    • 【薬物事件】をめぐる刑罰と報道の問題点
    • 小原真史の「写真時評」
    • 笹 公人「念力事報」/ゴーンの大脱出
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ博物館」
    • 稲田豊史/「アナと雪の女王」にモヤる理由
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 大手ビールメーカー出身者が【ブルーパブ】を開業
    • 更科修一郎/幽霊、闘争で情念を語る少年マンガ。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』