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第1特集
ディープな地方文学賞のセカイ【1】

芥川賞、直木賞だけじゃない! この"ディープ文学賞"がスゴい!!

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──文学賞といえば、芥川賞、直木賞、三島賞、山周賞……だけではない。日本全国の地方自治体が主催する地方文学賞の存在をご存じだろうか? 赤字財政が報じられる中でも地道に続けられている、知られざる"ディープ文学賞"の世界をのぞいてみた。

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現在、直木賞と島清恋愛文学賞の選考委員を務める渡辺淳一氏。直木賞に関しては、その選評内容を公表後にからかわれることも。

 文学賞と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、芥川賞や直木賞だろう。はたまた2010年、表現者・水嶋ヒロが本名の"齋藤智裕"で受賞し、一躍知名度が上がったポプラ社小説大賞を考える方もいるかもしれない。これら一般的に知られている文学賞は、すべて出版社が主催しているが(芥川賞・直木賞は、文藝春秋社内にある日本文学振興会が主催)、実は日本全国の地方自治体が主催する文学賞も多数存在する……と言われても、ほとんどの読者はその詳細をご存じないのが実情だろう。まずは、そのなかでも比較的知名度が高いとされる賞を、上に並べてみたのでちょっと注目してほしい。

 大手出版社主催の賞が"文学の振興"をうたうのに対し、地方自治体主催の賞はあくまでも地域の活性化や街おこしが目的。ざっと数えるだけでも地方自治体主催の文学賞は現在40個弱あるが、その創設ラッシュは20年ほど前になるという。

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