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第1特集
電子書籍"ブーム"とはなんだったのか?【1】

iPadやスマートフォンの台頭でバブル到来! 電子書籍人気とアップルの"検閲" 問題

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──iPad発売のみならず、多くのスマートフォンがリリースされた今年は、電子書籍に光明を見いだす不況真っただ中の出版業界にとっても明るい話題が多かったように思える。しかし、そんな電子書籍をめぐるこの1年間を検証してみると……。

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本誌連載陣の佐々木俊尚氏の著書『電子書籍の衝撃』。

 今年、出版業界で起こった最大の話題といえば、5月にリリースされたアップルの電子端末「iPad」だろう。今やあらためて解説する必要もないと思われるが、この"革命的で魔法のようなデバイス"の発売によって、出版業界では2010年を「電子書籍元年」と位置づけた。

 そんな中、コミックスを除き、ひときわ目立った電子書籍といえば、ライブドア元社長・堀江貴文の『拝金』(徳間書店/10年6月出版、同時配信)、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(ダイヤモンド社/09年12月出版、10年4月配信)などが挙げられる。

『拝金』は電子版で、2万ダウンロード、『もしドラ』は9万ダウンロードを記録するなど、2000~3000ダウンロードで好セールスという電子書籍の中では"ベストセラー"といえる売り上げだ。もっとも、今年電子版で一番売れたのは、高田純次の『適当日記』(ダイヤモンド社)だが、前述した2作品とは電子化に至る経緯が異なっている。

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