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大混乱となった『ポニョ』論争から『アリエッティ』を考える【5】

絵と歌のイメージ喚起力と、実際の"お話"に感じた落差──東 浩紀

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[東 浩紀の"ポニョ"評] 7点

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(C)2008 二馬力・GNDHDDT

『ポニョ』は、娘を初めて連れて行った映画でした。3歳なんですが、ジブリ作品は全部DVDで見ていて大好きでしたし、公開前に買った主題歌も聴きまくり歌いまくりでした。もう歌と絵の喚起力がすごかったので、絶大な期待を持って気合十分で臨んだわけです。で、実際どうだったかというと、娘はポニョが一回、宗介のもとから父親のフジモトに連れ去られたときに「どうしてポニョが?」と怖くなって、上映中に席を立ってしまったりするトラブルを抱えながら見ることになった(笑)。まあ、そんな結果を踏まえて点数をつけるなら、絵や動きの表現で5点、主題歌でプラス2点で計7点。本当は、歌だけなら12点くらいあげてしまいたいほどなんですけどね。ただ、絵と歌の喚起力に話がついていけなかった。


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