カルチャー

島田紳助が引退して、ドキドキワクワクしている!?

【笑い飯×倉本美津留】──"タブー"を侵して笑いにする。ゆえに面白い

関連タグ :  |  |  | 

1111_waraimeshi.jpg
(写真/磯部昭子 A/M)

 笑い飯は面白い。今さら何をか言わんや、である。しかし、彼らのすごさに麻痺してしまった人も少なくないのではないか? そんなM-1なき今、笑い飯がどうして面白いのか、思い知らせてくれるソフトが現れた。ベタにもシュールにも見える世界を、徹底したバカバカしさでコーティングしたコント集『パン』である。DVDをプロデュースした倉本美津留になぜ「笑い飯は面白いのか?」を聞きつつ、笑い飯をM-1で高く評価した島田紳助についても聞いた。

哲夫 「『パン』は誰も見たことなくて、「なんか笑うてまう」みたいな作品ですね。こういう漫才じゃないのも、やりたかったんです」

続きを読む


カルチャー

世界レベルを敵に回す曲を引っさげて、奴らが帰ってきた!

【猛毒】──"伝説的"カルトバンド、復活!

関連タグ :  |  | 

1111_moudoku.jpg
(写真/三浦太輔 go relax E more)

 「ひらがな読めるか?(読めない)カタカナ書けるか?(書けない) KING OF B.A.K.A」 (「窓の外はガッツ石松」)「壊れた人間運ぶよ霊柩車!」(「はたらくくるま」)

 著名人をネタにした楽曲や過激な歌詞に、タレントの音声サンプリングを多用した実験的なハードコアサウンドで、80~90年代のインディーズシーンにおいてカルト的人気を博したロックバンド「猛毒」。97年に解散、99年に一夜限りの復活ライブを行ったきり沈黙していた彼らが今夏、復活を発表した。音楽業界が再結成ブームに沸く波に乗ったのか!? 真意を問うべく、インタビューを敢行した。

バカ社長(Vo.) 「まず『猛毒』をひとことで表すと、"バカとタブーの押し売り"ですね」

続きを読む


カルチャー

ヒガシノじゃなくて、ヒガリノです!

【ヒガリノ】──"美少女図鑑"出身のさみしがり屋

関連タグ :  |  |  | 

1111_higarino.jpg
↑画象をクリックすると拡大します
(写真/石黒幸誠 go relax E more)

 ヒガリノちゃんは、一時世間を賑わせた都道府県ムックシリーズのひとつ、『沖縄美少女図鑑』出身の19歳。日本テレビの情報番組『シューイチ』にレギュラー出演し、初の主演映画『セーラー服黙示録』も12年公開予定と注目の美少女です。カタカナ4文字の不思議な名前だけど......これって本名?

続きを読む


カルチャー

「2秒を確認するために、映画館に5日通ったことがある」

JIMY[CINNAMON]×敦士[俳優]レッド・ツェッペリン "パーフェクト再現バンド"が 初めて明かす〈究極〉への階段

関連タグ :  |  |  |  | 

──世界中のレッド・ツェッペリンファンを魅了する"レッド・ツェッペリン完全再現バンド"CINNAMON(シナモン)。9月25日の渋谷公演を前に激しく秘かに盛り上がる中、ロック好きで知られる『めちゃ×2イケてるッ!』で話題の俳優・敦士が、同グループのギタリスト・JIMYを直撃! "完全再現"の秘密と、その魅力に迫る──。

1110_sinamon.jpg
(写真/江森康之)

敦士 ロックはよく聞いていて、レッド・ツェッペリンは大好きなんですが、1976年生まれの僕にとっては、歴史上の人物のようなイメージです。

JIMY 若いですね(笑)。僕がレッド・ツェッペリンを初めて目撃したのは、72年10月9日の大阪城フェスティバルホールでしたから。

敦士 日付も覚えていらっしゃるんですか?

続きを読む


カルチャー

"独断と偏見で選ぶネタ的カルチャー企画"CCCCC

【貧乏男子のための実用工作】──何かと話題のDIYグッズを作って使ってみた!

関連タグ :  |  |  |  |  | 

―"大人の自由研究"的な遊びが趣味のひとつとして根付いた昨今。本誌はあえてここで、遊びじゃない工作の可能性を提案します!

これも一種のヘヴィデューティー!?

貧乏男子の実用工作【1】―ガムテープで作る

1110_ducttape1.jpg
今回作ったのは、本の最初に載っている"きほんのバッグ"。表地を巻くときにガムテープの色を交互に替えれば、
ボーダー模様のバッグにできる。中の芯には比較的太めの箱を使用したため、完成したバッグもマチが広めで使い勝手がよかった。

■意外とガチで使える! ガムテープバッグの実力がSUGEEE!

 貧乏人たるもの、できる限り身の回りのものにはお金をかけたくない。節約のためなら時間も労力も厭わない。そんな貧乏諸君の味方になり得るかもしれないのが『ガムテープでつくるバッグの本』(池田書店)だ。本書では、ガムテープ製のトートバッグやショルダーバッグなど各種バッグ、さらには名刺入れのような小物の作り方まで紹介されている。ガムテープバッグは、【1】箱や本など堅めのものを芯にして、【2】その周りに粘着面を表にしてガムテープを巻いて裏地を作り、【3】上部まで巻き終わったら、【4】粘着面同士を合わせるようにしてさらにガムテープを巻いて表地を作る。【5】ガムテープを長細く折り曲げて作った持ち手を貼りつけ、【6】芯にしていた箱等を出せば完成。

続きを読む


カルチャー

カルチャー "独断と偏見で選ぶネタ的カルチャー企画"CCCCC

【空想建築のリアリティ】──今、評価すべき建築的イマジネーション!

関連タグ :  |  |  |  |  |  |  |  | 

──リアルな住宅を設計するだけが建築ではない。夢の都市を思い描くこともまた建築なのだ。

生物みたいな都市を夢想した建築家たち

空想建築のリアリティ【1】──メタボリズム

1110_METABOLISM1.jpg
模型にも見えますが、これは70年に大阪で開催された日本万国博覧会のお祭り広場。
具現化したメタボリズムの建築物もあるのだ。(撮影/新建築社写真部)

■黒川紀章も属した建築集団

「メタボリズムの全貌が初めて展覧会として公になる!」と言われても、建築に興味のない人にとっては「ダイエット関係でよく聞く単語?」という程度かもしれない。いやいや、これは20世紀の日本の建築運動を代表する重要なグループのことなのだ。

続きを読む


カルチャー

"独断と偏見で選ぶネタ的カルチャー企画"CCCCC

【横浜・ゲットー・ウォーカー】──レペゼン横浜ラッパーがハマのウラ側をご案内!

関連タグ :  |  |  |  |  |  | 

──「サイプレス上野とロベルト吉野」が"ヤバい青春"を過ごしてきた、横浜の危険地帯を巡った。

1110_DREAM-LAND1.jpg

サイプレス上野とロベルト吉野
MC・サイプレス上野(右)、DJ・ロベルト吉野(左)からなるヒップホップユニット、通称サ上とロ吉。2000年に自称"横浜のハズレ地区"『横浜ドリームランド』出身の先輩と後輩で結成。『HIP HOP ミーツ allグッド何か』を座右の銘に掲げ、年100本以上のライブを行っている。音楽活動以外にもFM放送でのMCやスペースシャワーTVでのナレーター、ファッション誌、カルチャー誌での連載などもこなす。

「"終わってた"街。俺らもここから始まった」

横浜・ゲットー・ウォーカー【1】──横浜ドリームランド

続きを読む


カルチャー

浮気相手との一夜もネタにする!!

【カンニング竹山】──売れっ子芸人が"放送禁止"にこだわるワケ

関連タグ :  |  |  | 

1110_takeyama.jpg
(写真/江森康之)

 2006~08年まで、TBSラジオの深夜枠で『カンニング竹山 生はダメラジオ』という番組が放送されていた。ものまねタレントに某アイドルになりきってもらい、テレフォン●●●させるなどの過激な内容(ほかの過激エピソードはネットで検索するとわかる)で、「TBSの上層部だけではなく、ネット局やリスナーからも苦情が入りました。もう、ああいった番組はできないんでしょうね」と竹山自身が振り返るような、まさに"放送禁止"の番組だった。そんな伝説の番組と入れ替わるように08年から始まり、今年4回目を迎えるのが、単独ライブ『放送禁止』。その内容といえば、サラ金でのカネの借り方や覚醒剤の種類・効果の解説、TENGAの魅力のPRまでと、公共の電波に乗せにくいテーマではあるものの、社会に横たわる「現実」を見事な話術でネタに昇華させている。

続きを読む


カルチャー

高橋が駅前で寝るのも、コンビ愛ゆえ!?

【キングオブコメディ】──コンビの立場をくつがえすツッコミ高橋"数々の奇行"

関連タグ :  |  |  | 

1110_kinkome.jpg
(写真/磯部昭子=A/M)

「漫才を勉強しようか、って話をしてたんですよ」

 破壊力に満ちた今野のキャラとボケによって、見る者の腰を砕いていくキングオブコメディ。2010年の「キングオブコント」で優勝を果たす前から、その折り紙つきの実力でコントの道を驀進していた......と思いきや、高橋の口から意外な言葉が漏れた。

続きを読む


カルチャー

台湾のナンバガは日本のサブカルチャーがお好き!

【透明雑誌】──台湾の"ハズレ者"たちが鳴らす初期衝動

関連タグ :  |  |  |  | 

1110_toumei.jpg
(写真/三浦太輔 go relax E more)

 K-POPがアジア各国のチャートを席巻する一方で、台湾発のオルタナティヴ・ロック・バンドが、ここ日本で静かな注目を集めつつある。写真の通り、いかにも音楽オタク風ルックスのメンバーたちが轟音をかき鳴らし、センチメンタルなメロディをシャウトする4人組「透明雑誌」。日本でのキャッチコピーは「台湾のナンバーガール」。鳴らしているサウンドも、まさにその通りの激情型ギターロック。バンド名もナンバーガールのメジャーデビューシングル「透明少女」(99年)から取ったという。

続きを読む


連載
マル激 TALK ON DEMAND
神保哲生×宮台真司の
マル激 TALK ON DEMAND
『ゲストと共に“ワンテーマ”を掘下げるネット発の時事鼎談。』

“超”現代哲学講座
哲学者・萱野稔人の
“超”現代哲学講座
『国家、権力、そして暴力とは何か?知的実践による解説。』

未来からのシナン-目指せ!
田中圭一の
未来からのシナン
『現代のビジネスマンたちの悩みを解決する、超SFマンガ。』


最新号
  • 特集
  • ニュース
  • 連載
  • インタビュー
  • キャンペーン
BACK NUMBER
2025年8月号
公式アカウント
twitter
facebook
RSS

tweet一覧