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【秋に楽しむ個性派映画祭】──古今東西の映画にどっぷり浸かろう!

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──音楽フェスの夏が終わり、芸術の秋は映画フェスの季節。普段は見ないような映画の数々にチャレンジしてみるのはいかが?

娯楽大作も社会派もごった煮!

秋に楽しむ個性派映画祭【1】──タマ・シネマ・フォーラム

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「『フクシマ後』を生きる」という特集で上映される『チェルノブイリ・ハート』は、今なお続く被曝被害の事実に迫ったドキュメンタリー。
(c) 2003ダウンタウンTVドキュメンタリーズ

■英国王から光石研まで揃える市民映画祭

 多摩市で開催され、洋邦の話題作を上映、またコンペ部門「TAMA NEW WAVE」からは内田伸輝など気鋭の新人監督を輩出してきたTAMA CINEMA FORUMが、11月19日より開催。

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「アクションの楽しさに目覚めました!」

【吉井怜】──"寄性獣医 鈴音"で初体験づくし!! 吉井怜が魅せた、15年目の新境地

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(写真/チャニ・キム)

 寄生した宿主を発情させる謎の寄生虫にまつわる陰謀をめぐり、女獣医が奮闘する映画『寄性獣医 鈴音 GENESIS×EVOLUTION』。主演はデビュー15周年を迎え、新境地に挑む吉井怜だ。ボンデージに白衣をまとい、カエルの相棒を従えた獣医・鈴音に扮し、難しいシーンを次々とこなした。

「役をもらって、まず思ったのが『これ、私じゃないです!』でした。だってアクションはしたことないし、虫が大の苦手ですから(笑)」

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"リア充"と"ヲタ"の融和を図る音楽がここに!!

【ジェイムス・ブレイク】──"根暗"なシャイボーイが、世界を席巻中!

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(写真/早船ケン)

「僕は負け組だし、リア充なんかじゃない」。そのソウルフルな歌声と自由自在なサウンド・メイキングで、世界的な大ブレイクを見せている23歳の新人アーティスト、ジェイムス・ブレイク。初の日本ツアーはすべての公演が超満員となり、争奪戦となったチケットは一時期オークションで4万円もの値が付くほどだった。しかしそんな新世代の「スター」とすらいえそうな彼は、はにかみながらひたすらネガティブな発言を繰り返す。

「今までの人生、何ひとつうまくいかなかったんだ。友達もいなかったし、女の子ともぜんっぜん仲良くできなかった。人気者になるには、心臓に毛が生えてないといけないじゃない? 僕はちょっとセンシティブすぎたんだよね」

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グリコ森永事件の真実が......

怪人21面相の真犯人報道に人気作家・東野圭吾が物申す

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東野圭吾著『マスカレード・ホテル』(集英
社)。

 ジャーナリスト・岩瀬達哉氏とミステリー作家・黒川博行氏の記事をめぐって、現在、文壇を巻き込んだ騒動が起こっている。そもそもの発端は、2010年末から今年10月まで掲載された岩瀬氏による「週刊現代」(講談社)の連載『グリコ森永事件の真実』だ。20年以上も前に起こった犯罪史上に残る未解決事件の真犯人を、新たな証拠と共に指摘したそのリポートは一部で大きな反響を呼んだ。だが連載終了後、記事を読み終えた黒川氏は「これは俺のことや!」「真犯人(連載では匿名)にデッチ上げられた」と、2度にわたって「週刊文春」(文藝春秋/10月27日号、11月3日号)に反論手記を綴ったのだ。

 事件と同時期の84年、黒川氏は銀行強盗と大阪府警を主人公にした小説『二度のお別れ』(創元推理文庫)を発表。だが、同作に描かれた脅迫状や身代金の受け渡しがグリコ森永事件と類似していたため、警察から事情聴取を受けた過去がある。

 それに加え、黒川氏による「週刊文春」の手記を読む限り、岩瀬氏が彼の過去と新たな証拠を示したこと、1回目の手記が発表された後、連載担当編集者、「週刊現代」の鈴木章一編集長、そして講談社の出樋一親局長が、大阪にある黒川氏の自宅を訪れ陳謝したとあることからも、同連載が黒川氏を真犯人だと見なしていたことは間違いないようだ。

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「無関心」という"罪"への問題提起

【ショウダユキヒロ】──"放射能汚染"された日本の今を見ろ!

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(写真/Shoda Masahiro D-CORD)

 放射能汚染された東京で、ガスマスクを装着して日常生活を送る人々。甲状腺がんに侵された子ども......。一方で、マスクをつける者などひとりも見当たらない現実──甚大なる原発事故被害が今もなお拡大し続ける中、東日本大震災以前と変わらぬ様子で人々は雑踏を行き交う。そんな日本の「現状」を断片的かつ象徴的に紡ぎ合わせたショートフィルム『blind』は、若手映像作家ショウダユキヒロが、そこに問題提起を試みた自主制作・自主配信作品だ。

ショウダ 「僕が問題視しているのは、現在の『無関心』。福島第一原発での事故が起こって以降、子どもたちは日々、確実に傷つけられています。大人は子どもたちを守る義務がある。しかし、大多数の日本人はすでに、まるで人ごとのように放射能汚染を客観視し、事故以前と変わらない生活を送っています。容易に現状を知ることができる今、『無知は悪』であり、『無関心は罪』だと訴えたかった」

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開花目前つぼみ系美少女を青田買い!!

【刈谷友衣子】──"非笑顔"の美人中学生が女優業に開眼

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(写真/石黒幸誠 go relax E more)

 NHKにて10月まで放送されたケータイ小説を原作にしたドラマ『金魚倶楽部』で、激しいイジメを受けるヒロイン役を熱演した刈谷友衣子。4月クールに放送された『鈴木先生』(テレビ東京系)など話題の学園作品への出演が相次ぐ、注目の若手女優だ。

「今まではなんとなく『お芝居は楽しいです』と言ってたんですけど、『金魚倶楽部』を通して、初めて演じることの面白さがわかった気がします。撮影現場では『もういやだ!』って思うんですけど、終わったら、またすぐに現場に戻りたくなるんですよね」

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下着と水着の考証学 第11回

[アキバのキティちゃんになりたい女]夢眠ねむ──見せパンで、ドキドキさせたいんです。

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──ナイスバディなグラビアタレントさんの下着や水着へのこだわりを拝聴し、げに理解しがたきオンナゴコロに迫りませう!!

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(写真/三浦太輔 go relax E more)

 今回撮影に使った白のスク水は、2010年に発表した「魔法少女☆未満」という私のデビュー曲の衣装をアレンジしたものなんです。ライブ中に「タイガー、ファイヤー......」と叫ぶ「mix」と呼ばれるアイドルファンの方独特の掛け声があるんですが、それを英語にしてプリントしています。私、普段はアイドルとして、秋葉原のライブ&バー「ディアステージ」を拠点に、歌やダンスの活動をしてるんですね。なのでグラビアはまだ慣れなくて、いまだに緊張しちゃいます。

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【なでしこに次ぐ!?日本代表】──スタメンは"障害者"に"ホームレス"のマイナーサッカー

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──発展めざましい日本のサッカーの裏で、新しいサッカー競技が続々と登場中!

音だけをたよりにゴールを目指す!

なでしこに次ぐ!?日本代表【1】──座頭市ジャパン

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「コーラー」と呼ばれる健常者が相手ゴール裏に控えており、彼の声を頼りにゴール位置を把握。
目の見えない選手たちが華麗なシュートを決める!

■視覚障害者たちの静かな戦い

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12月のアジア選手権で注目を集めるのが、FWを務め
る加藤健人。前回の北京パラリンピック予選では、緊
張のあまり「自分がどこにいるのか、わからなくなっ
てしまった」と、メンタル面の弱さに泣かされたが、
4年を経てこの欠点を克服。日本代表のエースとして、
華麗なゴールを決めてくれるはずだ!

 シーンと静まり返ったスタジアムに、息を潜めて見守る観客。そして目隠しをしてボールを追う選手たち。さらに「ボイ!」と謎の声を上げる選手......。

 決して盛り上がっていないわけではない。この「ブラインドサッカー」は、視覚障害者のために1980年代に開発された。現在の国内での競技人口は、およそ400人余りだという。

 フットサルと同様に5人のプレーヤーによって行われるこの競技。あたかも座頭市のように、目の見えない人々が、どうやってプレーをするのだろうか? 「ボールの中に鈴が入っているので、音でボールがどこにあるかがわかります。また、選手がお互いに声を掛け合うことによって競技が成立しています。まさにコミュニケーションが問われるスポーツですね」(日本ブラインドサッカー協会)。試合の様子を一目見れば、視覚障害者というのが信じられないほどに、迫力のプレーが展開されている。

 04年のアテネパラリンピックから正式種目になったブラインドサッカーだが、日本代表はまだ出場未経験。今年12月に仙台で開催されるアジア選手権では、残り1枠となったこの出場権を懸け、韓国やイランなどと白熱した戦いを繰り広げる!



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【世界基準の洋ゲー】──絶対的に面白い海外産ゲームの最前線

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──国産ゲームのガラパゴス化を議論する前に、海外の超大作をプレイしながらゲームのワールド・スタンダードを考えてみよう。

多幸感をもたらすテンポ

世界基準の洋ゲー【1】──アンチャーテッド

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主人公である財宝ハンター。この背景のように、グラフィックも一級の美しさ。

■ハリウッド映画を観ているようなプレイ感覚
 財宝ハンターであるネイサン・ドレイクの冒険を描いたアクション・アドベンチャー・シリーズ、待望の第3弾。今度の舞台は、幻の古代都市アトランティス。ベタだが、誰もが興奮せずにいられない世界観の中で、ムービーと多彩なアクションがシームレスに展開し、そのめくるめく興奮の連続にプレイヤーの脳内はゲームならではの多幸感に包まれていくだろう。

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モントリオール映画際グランプリ監督の代表作がついにDVD化!

【原田眞人】──"暴力"を描かないから日本映画界は生ぬるい!

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(写真/田中まこと)

 人を殺された怒りから組織に弓を引いたチンピラと、暗い過去を持つ日系ペルー人のタクシー運転手の邂逅を描いた、映画監督・原田眞人の"原点"ともいうべきロードムービー『KAMIKAZE TAXI』(1995年公開)が、11月にいよいよ国内初DVD化。その卓越した映像センスと軽妙なセリフ回しで、たちまち世界の度肝を抜いた傑作が、長い歳月を経てHDリマスターで新生する。

「続編を作ろうよって話は以前からあったし、僕の中でもずっと生き続けてきた作品だから、本来ならもっと早い段階で出したかったんだけどね。5~6年前に一度、ポニーキャニオンから出そうって話になったこともあったんけど、そのときは流れちゃって(笑)。

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未来からのシナン-目指せ!
田中圭一の
未来からのシナン
『現代のビジネスマンたちの悩みを解決する、超SFマンガ。』

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佐々木俊尚の
ITインサイドレポート
『激変するITビジネスとカルチャーの深層を鋭く抉る!』

“超”現代哲学講座
哲学者・萱野稔人の
“超”現代哲学講座
『国家、権力、そして暴力とは何か?知的実践による解説。』


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