>   >   > 怪人21面相の真犯人報道に人気作家・東野...
1112_ns_higasino.jpg
東野圭吾著『マスカレード・ホテル』(集英社)。

 ジャーナリスト・岩瀬達哉氏とミステリー作家・黒川博行氏の記事をめぐって、現在、文壇を巻き込んだ騒動が起こっている。そもそもの発端は、2010年末から今年10月まで掲載された岩瀬氏による「週刊現代」(講談社)の連載『グリコ森永事件の真実』だ。20年以上も前に起こった犯罪史上に残る未解決事件の真犯人を、新たな証拠と共に指摘したそのリポートは一部で大きな反響を呼んだ。だが連載終了後、記事を読み終えた黒川氏は「これは俺のことや!」「真犯人(連載では匿名)にデッチ上げられた」と、2度にわたって「週刊文春」(文藝春秋/10月27日号、11月3日号)に反論手記を綴ったのだ。

 事件と同時期の84年、黒川氏は銀行強盗と大阪府警を主人公にした小説『二度のお別れ』(創元推理文庫)を発表。だが、同作に描かれた脅迫状や身代金の受け渡しがグリコ森永事件と類似していたため、警察から事情聴取を受けた過去がある。

 それに加え、黒川氏による「週刊文春」の手記を読む限り、岩瀬氏が彼の過去と新たな証拠を示したこと、1回目の手記が発表された後、連載担当編集者、「週刊現代」の鈴木章一編集長、そして講談社の出樋一親局長が、大阪にある黒川氏の自宅を訪れ陳謝したとあることからも、同連載が黒川氏を真犯人だと見なしていたことは間違いないようだ。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミア

2018年8月号

男と女の性愛学

男と女の性愛学
    • 美人は残れない【女子アナ】新世紀
    • 世界の【女人禁制】スポットの歴史
    • 広告と【ジェンダー】の亀裂
    • 【生理用ナプキン】の考現学
    • 男子の疑問【生理用ナプキン】Q&A
    • 新たな性犯罪【ディープフェイク】
    • 【ヒップホップと尻】を科学する
    • ヒップホップ界の【尻アイコン】6人
    • 【性器形成】手術の進化論
    • 【性器形成】のプロセスを解説
    • 【ブロックチェーン】で刻む愛
    • 【信用創出】が課題の婚姻制度
    • 【女性活躍】を謳う職場の嘘
    • 【女性マンガ家】のエロ実体験
    • LGBT時代に問う【BL】の功罪
    • 【おっさんずラブ】はゲイ差別か?
    • 【ハウツーSEX本】の歴史的変遷
    • 【芸能人】と一般人の合コン最前線

橋本梨奈とギャル文化再考

橋本梨奈とギャル文化再考
    • 日本一"黒い"グラドル【橋本梨奈】登場

インタビュー

連載

    • 【都丸紗也華】ラーメン禁止なんです。
    • 【さとうほなみ】おじさまとセッション
    • 【酒井萌衣】元SKE48、夏の決意
    • パラアスリートの社会復帰
    • 【珠理奈】に傷心
    • ニッポンを救うCDOに求められる条件
    • 高須基仁の「全摘」
    • 伝統を守る【神田明神】の挑戦
    • 哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」
    • 【袴田事件再審棄却】検察と司法の体たらく
    • 町山智浩/『Leave No Trace』公園で発見された父娘の言えない傷
    • 【ゲノム編集】が侵す人類の未来
    • 小原真史の「写真時評」
    • 「念力事報」/サッカー日本代表に捧げる短歌
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ研究所」
    • 【あげくの果てのカノン】不倫にハマる卑屈女子の実態
    • 永井豪にインスパイアされた外国人アーティスト
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 和食に合う食中酒を求めて【ビール】を造る
    • 幽霊、女のいないポルノグラフィティへ。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』