歩くか、観るか。いや、両方だ。

「歩くか即死」──そんな際どいコピーを掲げる映画『ロングウォーク』を、ただ座って観るわけにはいかない。そこで本誌は、女子プロレスラーのウナギ・サヤカとともに歩きながら映画を鑑賞するという謎の体当たり取材を敢行。手に汗どころか、全身に汗。これは映画鑑賞なのか、試合なのか、それとも人生そのものか。

(写真/河本悠貴)

ウナギ・サヤカ歩き続けるワケ

映画『ロングウォーク』が、6月26日に全国公開された。

全米4週連続ベスト10入りした本作は、〝ホラーの帝王〟スティーヴン・キングが大学在学中に執筆し、完成時期からすれば1974年の『キャリー』より前に存在していた事実上の長編初執筆作『死のロングウォーク』の実写化。競技を執り仕切る少佐役をマーク・ハミルが演じ、『ハンガー・ゲーム』シリーズを手がけるフランシス・ローレンスが監督を務める。

舞台は、戦争によって国家が分断された近未来のアメリカ。国を挙げて開催される競技「ロングウォーク」に50人の若者が参加し、ひたすら歩き続ける。最後まで生き残れば、破格の賞金と、どんな願いでも1つ叶える権利が与えられる。

ルールは単純だ。時速4・8キロ以上で歩き続けること。速度を下回れば警告。3つの警告で銃殺。コースから逃げても銃殺。休息はなく、トイレすら垂れ流しのまま、最後の1人になるまで歩き続ける。

米国公開時には、インフルエンサーらがルームランナーで登場人物たちと同じように歩きながら鑑賞する〝リアルウォーキング試写〟が話題を呼んだ。

ならば、日本でもやってみよう。挑戦するのは、デビューから歩みを止めずに独自の道を切り拓いてきた女子プロレスラーのウナギ・サヤカだ。

戦慄必至のデス・レース開幕!


『ロングウォーク』 6月26日(金) 全国公開

監督:フランシス・ローレンス『ハンガー・ゲーム』シリーズ
脚本:JT・モルナー『ストレンジ・ダーリン』
原作:スティーヴン・キング「シャイニング」「IT」
出演:クーパー・ホフマン、デヴィッド・ジョンソン、マーク・ハミル
原題:THE LONG WALK/字幕翻訳:北村広子/配給:クロックワークス

2025年/アメリカ/5.1ch/シネマスコープ/英語/108分
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