【SUMIDe】「映画化待望論」も─億バズするショートドラマの旗手、昼間はエリートビジネスマン!?

――過去から現在まで東京のクラブの裏物語をテーマに、ファン垂涎の伏線回収を施した動画で爆発的ヒットを飛ばしているSUMIDe。登録者40万人超を得た秘訣について聞いた。

(写真/日高恭悟)

東京(六本木)のクラブシーンの裏側を描くショートドラマが、累計再生数で数十億回を記録するほど人気となっているクリエイターのSUMIDe。今年、第6回WBCで、観戦のためにマイアミへ飛び、決勝戦では「謎の全身ベネズエラ日本人」として現地メディアをジャックした男性、と言えばピンとくる人がいるかもしれない。

平日は外資系企業に勤めながら、夜は緻密なプロットに主要キャラだけで40人を超える縦型ショートドラマを、たった一人で制作・怪演している。

いまや大手資本が参入する界隈だが、彼が物語性を導入した2024年当時は、縦型動画でドラマを描く者は少数派だった。そこにはネット動画の「消費の早さ」に対する冷静なリスクヘッジがあった。

「どんなにおもしろい動画を作ってバズった人でも、1年間、同じネタを擦り続けたらオワコンって書かれる。単発のバズには再現性がないし、何より作っている本人が飽きてアカウントを消してしまいますよね。キャラを視聴者に認知してもらい、長く残る『寿命』を作るためには、物語にする必要があったんです」

プロットの組み方は、敬愛するマンガ『HUNTER×HUNTER』に影響を受けているという。時系列や年齢、伏線のつながりをメモし、逆算して構築していく。

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