賛否両論を巻き起こしたYouTuberゆたぼん騒動

『改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』(筑摩書房)

――去年話題を集めたのが、「少年革命家ゆたぼんチャンネル」を配信する、不登校YouTuberのゆたぼんである。

「算数は電卓で計算したらわかる。漢字はわからなければググればいい。Siriに聞けば教えてくれるから、学校には行かんでいい」と主張する麦わら帽子の少年、ゆたぼん。不登校になったきっかけは、小学校3年生のとき、親や先生の言うことを黙って聞いている同級生がロボットのように見え始め、宿題をやったら自分までロボットになってしまう、と思うようになったことだという。

 キャッチフレーズは「人生は冒険だ! 自由に生きよう! 死んだらアカン!」。テレビなどで一躍有名になったゆたぼんだが、賛否両論の声を巻き起こし、多くのYouTuberが「学校には行かなくてもいい」という彼の主張に反論する動画を投稿した。

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