美学から存在論まで!「うんこ哲学ドリル」例文8選

うんこだけではなく、哲学にも詳しい(というかこちらが本職)、こちらの記事の執筆者の三浦俊彦先生に、「うんこ」という語が入った哲学例文をご考案いただきました。見よ、この哲学的深みを!

『うんこ漢字ドリル』小学6年生の例文。(文響社刊『うんこ漢字ドリル 小学6年生』より)

【美学】
うんこの美しさは、美のうんこ度に反比例する。
[三浦教授的解説]
うんこ度無限大の美をいくら宿しても美的価値ゼロ、という意味とは限りません。

【芸術学】
芸術を肥やしにするために、肥やしを芸術にする必要はない。うんこを芸術にしたいがために、芸術をうんこ化しては意味がない。
[三浦教授的解説]
20世紀最大と評される芸術はデュシャンの『泉』。だからといって、芸術が便器並みに落ちぶれたわけではなき、にしもあらず。

【存在論】
おならがうんこの気体バージョンだとしても、うんこはおならの固体バージョンにあらず。おならはうんこを期待させるが、うんこがおならに答えるとは限らぬゆえ。
[三浦教授的解説]
うんこから立ちのぼる湯気を一種のおならと認めるべきかどうかは、また別の議論を要します。

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