【クロサカタツヤ×田邊俊雅】生き残るには身軽さとオープンマインド!? コンサル兼カフェ店主に見る現代日本の生き残り方

通信・放送、そしてIT業界で活躍する気鋭のコンサルタントが失われたマス・マーケットを探索し、新しいビジネスプランをご提案!

出展:国土形成計画(全国計画)参考データ集 平成27年7月30日より

ブラック企業じゃないのに、社畜と言われるくらい一生懸命に働いても、将来が見通せない。そんな現代ニッポンで、少しでも自由に、少しでも自分らしく生きようとするなら、仕事のスタイルと生き方は不可分になってきている。自分なりの生き方を模索した結果、東京でのネットの仕事と富士山麓のカフェ店主の、ダブルワークにたどり着いた田邊さんに、その試行錯誤の過程を伺った。

クロサカ 今回は、「個人のワークスタイルとライフスタイル」について考えてみたくて、富士山麓でカフェ経営をされている田邊さんを訪ねました。もともとは日経BP社で雑誌の編集やウェブ媒体の編集長をされたあと、フリーのウェブプロデューサーをされていましたが、それがなぜ富士山麓でカフェ店主に?

田邊 2014年3月に裾野市に店を開いたんですが、東京へのアクセスを考慮して、御殿場に移住しました。きっかけは、東日本大震災で被災した南相馬の子どもをキャンプに招待するプロジェクトを手伝って、その2週間のキャンプ中に厨房を任されたことなんです。毎日、何十人分もの食事を作って、これなら仕事にできると思った。その主催者が店の近くに住んでいらしたので、紹介してもらい移ってきました。

クロサカ 震災が転機なんですね。東日本大震災が人生を変えるきっかけになったという話はよくうかがいますし、ある意味で僕もそうです。

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