お騒がせ作家はなぜ生まれるのか? 『殉愛』 騒動で総スカンで百田尚樹が後悔しきり?

――最近、政権政党の勉強会に招かれ暴言をかましていたことが発覚した百田尚樹だが、一連の『殉愛』騒動で、実はクビが回らなくなり始めている様子だ。

(絵/小笠原徹)

 15年6月25日、自民党の勉強会に招かれた作家の百田尚樹が「沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない」と発言したとして、批判が噴出している。このところ目立つ動きのなかった百田が久々にクローズアップされた格好だ。最近の露出減の原因は、主に『殉愛』(幻冬舎)をめぐる一連の騒動に端を発する。

 まずは14年11月、『殉愛』で名誉を毀損されたと、やしきたかじんの長女が版元の幻冬舎に対し出版差し止めを求めて提訴。次いで、15年3月には後妻さくらが宝島社を相手取り、『殉愛』の嘘を暴いたとする『百田尚樹「殉愛」の真実』(宝島社)の出版差し止めの仮処分を裁判所に申し立てたと報じられている。この騒動、その後どうなっているのだろうか?

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