元カリスマホスト・城咲仁のストイックすぎる悩みとは!? 「ルールを取り払いなんでも吸収したいんです」

――メンタリスト藏本天外氏と、毎月登場するゲストによる“メンタル対談”連載。

藏本 今月は僕が原作・監督・主演を務めた映画『メンタリスト響翔Ⅱ──~心からの生還~』(2012年)で共演した俳優、城咲仁さんに来ていただきました。

城咲 ご無沙汰しています。

藏本 僕は仕事柄、まったく緊張しない人間なんですが、唯一緊張した人が城咲さんでした。とっぽいイメージを持っていたんですが、一緒に仕事をしてみたら非常に真面目で、常にストイック。そのギャップも相乗効果でしたね。

城咲 元ホストなので、そう思われるのは仕方ないですね(笑)。でも、実際に会うと、素朴な人間と思われることが多いですよ。

藏本 今は俳優業に力を入れているかと思いますが、どんな俳優を目指しているんですか?

城咲 飽きられない人間、存在感のある人間になりたいと思ってます。そのためには深みのある人間にならないといけない。最低でも年間100本以上の映画を見るんですが、まだまだ自分は薄いですね。

藏本 失礼な話かもしれませんが、そこに金銭欲が絡んでくるようなことは?

城咲 ホスト時代に比べると、お金に対する執着心はなくなりましたね。もともとお金が好きというよりも、ホストでナンバーワンになりたいという気持ちだったので、お金ありきでホストを始めたわけでもないんです。最近はいい車に乗りたい、いい服を着たい、高いお酒を飲みたいという気持ちも減りました。

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