ゲームをプレイするよりも、ミュージックをリッスンせよ 不朽の名作ゲームミュージックはこれだ!

――ゲーム本編よりもゲームミュージックが話題になる作品も多数。メーカー公認のオフィシャル作品から、無許可のサンプリング&インスパイア作品まで、耳を傾けるべき"名作"と"迷作"をピックアップ。

■のめり込む要素がここにある!
「Eyes On Me」フェイ・ウォン
【名作】『ファイナルファンタジー8』(99年/スクウェア)
ゲームミュージック主題歌の代名詞といえば、この曲。前作の『FF7』からシステムが一変したことで、作品自体の賛否両論は巻き起こったが、ストーリー、世界観、そして音楽にいたっては『ファイナルファンタジー』シリーズでも上位ではないだろうか。


■豪華アーティスト揃い踏み
「Moonlight Party」DJ HASEBE feat. EMIKO
【名作】『BUST A MOVE II』(99年/エニックス)
『ドラクエ』の印象を払拭したエニックスによる音ゲーのステージ曲。DJ HASEBEらしいシンプルな打ち込みにベースがうねりまくるファンキー・チューン。このシリーズには福富幸宏やRYO the SKYWALKERなど著名アーティストが多数参戦。


■これぞ元祖音ゲーの意地
「Say"I Gotta Believe!"」De La Soul feat. DOUBLE
【名作】『パラッパラッパー2』(01年/ソニー)
音ゲーの元祖『パラッパラッパー』シリーズ2作目に、90年代のヒップホップ黄金期を彩ったデ・ラ・ソウル、フィーチャリング・ボーカルに国内からDOUBLEが参戦。このテーマソングのほか、ステージ・ミュージックのラップも極めてクオリティが高い。


■流行先取りもゲーム音楽の仕事
「Over the Clouds(Burst Mix)」alan
【名作】『ゴッドイーター バースト』(10年/バンダイナムコ)
当時、まだ国内では注目されていなかった音楽ジャンルであるダブステップを見事に採用したオープニング曲で、実際にクラブでプレイしても遜色のない仕上がり。アレンジャーの遠山明孝は別名義「AJURIKA」というトランス・アーティストとしても第一線で活躍。


■各種サントラは必聴盤!
「塊オンザスウィング」松崎しげる
【名作】『塊魂』(04年/ナムコ)
「愛のメモリー」の松崎しげるによるソウルフルなスウィング・ジャズ。ゲーム自体は「街中のものを転がして塊にする」というシンプルな作品だが、ナムコのゲーム音楽の作り込みは他メーカーと比較して尋常ではなく、販促物のサントラだけを購入する層がいるほど。



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