「月刊サイゾー」のご意見番(笑)高須基仁氏も参戦で徹底分析! やがて悲しきお蔵入り本列伝

──ひとくちに「お蔵入り本」といっても、そのパターンはさまざま。そこで、その代表例を4パターンに分類・分析。浅田真央ちゃんはなぜ泣いたのか? 小室哲哉はなぜ怒ったのか? これを読めばすべてがわかる!!

(絵/長嶋五郎)

【PATTERNO1】本人がイヤなら仕方ない!?
「著者とモメて中止」
■浅田真央『大丈夫、きっと明日はできる』(ポプラ社、12年)
■「松田聖子の自伝本」(タイトル・出版社不明、00年)
大御所作家やタレントなどが著者の場合、出版社の思惑と行き違いが生じてしまうことで中止になる危険性がある。浅田真央と同様の例としては、00年に発売予定だった松田聖子の自伝本が挙げられる。ライター佐藤秋美が20時間もの本人取材を行い原稿にまとめたが、出版中止に。聖子の事務所から原稿料が支払われ、「なかったもの」となった。佐藤はこのいきさつを06年に「女性自身」(光文社)で暴露しているが、なぜ中止になったのかは最後まで不明なままであった。

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