30万ダウンロードで寄付は4800万円......でも、反原発作品は儲からない? 反原発運動とお金のカンケイ

写真左/斉藤和義の「ずっと好きだった」。オリジナル曲のオリコン週間最高順位は8位。写真右/CD化もしたチーム・アミューズ!!の「Let's try again」。

──RCサクセションの反原発ソング「サマータイム・ブルース」を収録したアルバム『COVERS』が、Amazonの一部門で4位にランクイン。20年以上前に発売された作品として異例の売り上げを見せた。そこで、物流コンサルタントの坂口孝則氏に、反原発作品は儲かるのか、話を聞いた。

 ヤノベケンジのトらやん人形(体長34㎝のミニバージョン)は一体約36万円。村上隆の「タイムボカン」はリトグラフでもおよそ20万円......と、"反原発"を訴えるだけでなく、売り切れ続出のこれらの作品を見るに、「意外とカネにもなるのか?」という気がしてきた。『思考停止ビジネス』(徳間書店)の著者で、消費者心理に詳しい坂口孝則氏は、こう分析する。

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