住宅ローンは銀行が仕込む罠!? 自宅購入に潜む恐怖のリスク

石川貴康氏(左下)。

「モデルルーム見学1カ月待ち」

「即日完売」……住宅市場が再び動きだしている。1月の新設住宅着工戸数も前年同月比2・7%増の6万6709戸と8カ月連続の増加(国土交通省・住宅着工統計)を示し、不動産市況は回復し始めたと見る不動産関係者が多い。住宅金融支援機構の長期固定金利住宅ローン「フラット35S」の金利幅の拡大などという政府の住宅購入支援策もあって、20~30代が夢のマイホーム購入の検討に動き出している。

 しかし、そんなイケイケムードにこそ、落とし穴は潜むもの。案の定、そんな空気にカウンターをかます専門家がいた。近著『サラリーマンは自宅を買うな』(東洋経済新報社)で、マイホーム購入に警鐘を鳴らす不動産投資家の石川貴康氏だ。石川氏は、副業で8棟65戸の不動産投資物件を所有しながら、日本の土地神話に潜むリスクを指摘している。「人生最大の買い物」が、サラリーマンを不幸にするというのだ──。

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