対談 おおひなたごう×とり・みき──「『テルマエ・ロマエ』はギャグマンガじゃない!?」【前編】

 ギャグマンガ家たちが、それぞれの絵とひねりの利いたギャグで大喜利をかますイベント『ギャグ漫画家大喜利バトル!!2010』がDVDとなった。そこで今回、主催者のおおひなたごう氏と、第2回チャンピオンのとり・みき氏の対談を敢行。『ギャグ漫画家大喜利バトル!!』の舞台裏とともに、すでにベテランの域に達している2人に、ギャグに対する思いや、昨今のギャグマンガについてなどを語り合ってもらった──。

(写真=松村隆史)

──おふたりにはぜひ、ギャグマンガ界のやばい話などを伺いたいです。

とり・みき(以下 ) そうですねぇ。昔は、ものすごいページ数を描かされている作家さんもいたから、精神的に大変だった人は何人もいましたけど。

おおひなた(以下 ) いま、それほど量を抱えている人は、いないんじゃないでしょうか。

 おおひなたくんの周りで、ヤバい人はいます?

 あー。知り合いのギャグマンガ家が最近、連絡つかないんですよ。

 え、いつから?

 年1回ぐらいは、電話で話してましたけど。ここ最近、電話にも出てくれない。ちょっと前に、彼の家の近くを通ったんで、ちらっと中の様子をうかがったら、誰もいない感じで……まさか死んではいないでしょうけど。

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