法社会学者が見た芸能スキャンダルの裏に潜む"学術的"現代ニッポン犯罪事情

――朝青龍問題は、なぜ闇に葬り去られずに事件化したのか? なぜ、最近また日本の犯罪件数が減少傾向にあるのか? そのウラにある、共通した日本警察&検察に特有の問題点を、気鋭の法社会学者・河合幹雄が読み解く!

桶川ストーカー事件をきっかけとして成立したストーカー規制法。

──まず、朝青龍の知人への暴行騒ぎと引退について。引退は当然、との見解が大勢を占める中、以前であればタニマチなどの仲裁でもみ消せたはず、という見方もあります。法社会学者のお立場から、河合先生はどうご覧になりましたか?

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2024.4.30 UP DATE

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