大麻研究者×元大麻常習者「大麻解禁の知られざる問題」

ネットにより、種子や栽培方法の情報が容易に入
手できるようになった大麻。

──大麻事件の摘発人数が、昨年は過去最多の2778人を記録した。簡単に入手や栽培ができるようになり、特に若年層を中心に大麻汚染が拡大する一方で、当局側も近年、摘発点数を稼げとばかり、大麻捜査には特に注力しているようだ。それにしてもなぜ、人々は摘発されるという大きなリスクを抱えてまで、大麻に手を染めるのだろうか?

大麻の肉体と精神への影響と弊害とはどんなものなのか? なぜ、大麻は違法なのか? 一方で、大麻使用を解禁するべきだという声もあるが、そこに妥当性はあるのか? こうした根源的な疑問にこたえるべく、大麻吸引経験者であり、過去に逮捕歴があるミュージシャンの芳野藤丸氏(SHOGUNボーカル/ギター)と、大麻の作用に造詣が深い薬学博士の藤原道弘教授(福岡大学副学長)に話を聞いた。司会は、若年層を代表し、大麻への興味も尽きないエッセイストの山田隆道氏。大麻を正しく、易しく理解するための対談である。

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