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大島優子卒業公演に暗雲! 泥沼化しそうなAKB48のパチンコ台訴訟

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AKB48『前しか向かねえ』なんて言ってる場合じゃねえ

 AKB48の人気メンバーで卒業を発表している大島優子の"卒業公演"が6月2日に東京・秋葉原のAKB48劇場で行われることが先日、発表された。

「当初は3月29日と30日の国立競技場ライブで卒業とのことだったが、すでに5月まで握手会の券をさばいてしまったため、卒業を先延ばしにせざるを得なかった」(AKB関係者)

 23日には卒業関連イベント「大島優子感謝祭」を千葉・幕張メッセで開催しファン6000人を動員したが、大島の卒業公演開催に暗雲が立ちこめているというのだ。

 21日付けの「朝日新聞」、「読売新聞」などが報じたが、AKB48のメンバーが登場するパチンコ台をめぐって、ディスカウントストア大手・ドン・キホーテが、AKB48の運営会社・AKSとパチンコメーカー・京楽産業を相手取り、販売差し止めや50億円の賠償などを求める訴訟を1月31日付けで東京地裁に起こし、20日の第1回口頭弁論で両者は争う姿勢をみせたという。

 ドンキが東京・秋葉原で運営する店舗8階には、AKBが05年のデビュー以来使用する専用劇場があり、劇場はドン側が貸しているため、今回の裁判でも訴状で「知名度が低い時代から物心両面で支援してきた。その成果もあり、現在のような国民的アイドルグループに成長した」と強調。ドンキが09年、AKSと業務提携を結んだ際、公式グッズを独占的に販売する権利を得ることを条件に、AKS側へ資金を貸し付けたが、AKSの株主でもある京楽は12年8月、パチンコ台「CRぱちんこAKB48」の販売を開始。AKSは販売を承諾したとしているため、ドンキは「グループの草創期から支援してきたのに、グッズの独占販売権を侵害された」などと主張しているという。

「ドンキといえば、かつて子会社が主催する総合格闘技イベント『戦極』でひと儲けした時期もあったが、利権をめぐって、協賛していた企業が離れ、イベントが消滅してしまったことがあった。一度、もめ事になればドンキサイドの主張はかなり強硬。劇場を"差し押さえ"して公演の開催を"担保"にする可能性が濃厚なだけに、大島の卒業公演が開催できるという保証はない。その前に訴訟が片付けばいいが、京楽も絡んでいるだけに、かなり長引きそう。大島の卒業公演が無事に行われない場合、卒業延期というファンにとってはうれしい"サプライズ"もありそうだが…」(週刊誌記者)

 いずれにせよ、訴訟の行方が注目される。


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