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DJ DARUMA & JOMMYの「BLACK PAGE」【20】

推しを見つけて飛躍する23年の有言実行

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――ダンスフロアからの新たな刺客。DARUMAとJOMMYの画期的音楽探究。

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(写真/岩澤高雄[The VOICE])

年が明けて一発目のダルジョミさんには、改めて振り返る印象的だった昨年の出来事から、毎年恒例「今年の有言実行」を語ってもらいました。キーワードは「推し」。

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現在放送中のオーディション番組『iCON Z』にて、PKCZ®がクリエイティブ・コーディネイターとして参戦しているWOLF HOWL HARMONY。メンバーは(写真左上から)杉山亮司(26)/比嘉涼樹(27)/沓野広翔(20)/ギレルメマサユケトマジ西村(24)で、目下デビューに向けて切磋琢磨中。Twitter〈@WOLFHOWLHARMONY〉Instagram〈wolf_howl_harmony〉TikTok〈wolf_howl_harmony

DJ DARUMA(以下、D) 僕の大きなトピックは、オーディション番組『iCON Z』(テレビ東京系)で、WOLF HOWL HARMONY(以下、ウルフ)というグループにPKCZ®がクリエイティブ・コーディネイターとして関わらせてもらっていること。去年の11月くらいから、ほぼスタッフとして参加させてもらってるんですけど、自分が培ってきたノウハウをすべて注いでデビューに導いている真っ只中です。自分のセルフプロデュースはもちろんなんですけど、今現在のPKCZ®をはじめ、古くはダンスチーム〈DIGITAL JUNKEEZ〉や、DJユニット〈DEXPISTOLS〉とかやってきたじゃないですか。それらは同年代~後輩と一緒にクリエイトしてきたものだけど、ウルフのメンバーは年齢が2回りも下で、かつクラブミュージック・シーンやダンス業界ではなく、完全に日本のメジャー音楽業界で勝負するための新しいクリエイションなので、すごく刺激的で面白いんです。初めての経験も多いし、僕自身が学ぶことも、まだまだたくさんあると気づかされてます。とにかくメンバーのやる気と情熱に喰らってます。

――どういう方式でデビューが決定するオーディションなんですか?

D 例えば、ツイッターやインスタ、TikTokとかのSNSポイントがあって、フォロワー数や「いいね」の数、コメント数、ハッシュタグ付きの投稿、生配信の視聴者数などがポイントになって、この号が発売しているときには集計は終わっていると思うんですけど、ポイントが100万を超えるとデビューできるオーディションなんです(※そのほかにも課題曲のストリーミング再生回数や武者修行公演の動員数なども加算)。でも、10年くらいツイッターを使っていなくて、僕。ちょっとネガティブな場所かなと思ってたけど……クリエイティブを担っているわけなので、そんなこと言ってられないんですよ。いざツイッターの動きを見てみたら、雰囲気も結構変わっていた。ウルフを支えてくれるみなさんのSNSスキルの高さと言いますか、絵文字の使い方やリプライの巧みさとか、今や「ありがとう! 最高! 大好き!」という気持ちです。主にウルフを推してくれている方は女性が多いんですけど、ネットというかSNSの乗りこなし方がマジで勉強になります。

JOMMY(以下、J) ウルフってさ、まだデビューしていない4人組なわけじゃん。個人的に不思議に感じる部分なんだけど、メンズの若いグループがたくさん存在する中で、「推しを見つけた!」ってなったヲタのみなさんは、現在進行形で推していた子やグループから乗り換えてるのかな? それともキープしながら複数の個人やグループを応援していくの?

D どっちもいるんじゃないかな。アーティスト側のいろんな言動や時間経過で“推し変”が起きるんだろうけど、千差万別だと思う。でも皆さん情熱がすごくて、そうそう推しが変わることはないんだろうなといった雰囲気です。あとは一目惚れに近い感覚なのかもしれないですね。「出会えた、運命の人!」的な。

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