サイゾーpremium  > ニュース  > 社会  > 【新聞業界】の働き方改革とは?
ニュース
現役新聞記者座談会

二階幹事長が止めた安倍の五輪不参加と産経新聞の“落とし所”

+お気に入りに追加

疲弊する新聞業界、ますますブラック化

いよいよ平昌での冬季オリンピックが開幕したが、安倍首相の不参加問題のゴタゴタで、国際的にはビミョーにミソがついた形となった。一方そんな政治家たちを取材する新聞記者の側も、ますます落ち込む売り上げを前に、現場でただただ疲弊し嘆息しているのが実情のようだ。そんな現役記者たちが語る、メディアの裏側とは?


1802_abeseiken_200.jpg
『安倍三代』(朝日新聞出版)

座談会参加者
A:全国紙社会部若手記者
B:全国紙政治部デスク
C:全国紙経済部中堅記者
D:経済誌中堅記者

A 2月9日に開会した平昌冬季五輪。新聞紙面も五輪記事一色に染まりますね。

B 日本のマスコミは「オリンピック、ノーベル賞、万博」が大好きだからなあ。

C 政治部、経済部、国際部、社会部でもなにかと「五輪がらみ」の記事なら載りやすくなりますね。経済部だと「最新技術で新記録サポートに取り組む日本企業」なんかが定番。

A 社会部は選手の家族や関係者取材の日々。個人的には技術的な話とか戦略に関する話を読みたいけど、新聞紙上は「金メダルの陰に妻のサポート」や「高校時代の恩師も歓喜」とかお涙頂戴物ばかり。うーん、こんなんでいいんですかね。

D そんなんではよくないから、新聞の部数が減っているんじゃないですか(笑)。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2025年8月号

NEWS SOURCE

インタビュー

    • 小栗有以(AKB48・アイドル)──多忙な日々の中で心と身体の調和を保つ秘訣とは
    • 水道橋博士(お笑い芸人)──「うつ病」発症は国会の重責が原因ではなかった?
    • 3li¥en(アーティスト)──キャリアは浅くとも人間味がディープすぎるフライガール

連載

    • 【マルサの女】つんこ
    • 【丸屋九兵衛】バンギン・ホモ・サピエンス
    • 【井川意高】天上夜想曲
    • 【神保哲生×宮台真司】マル激 TALK ON DEMAND
    • 【萱野稔人】超・人間学
    • 【笹 公人×江森康之】念力事報
    • 【最終回】【AmamiyaMaako】スタジオはいります
    • 【Yoru】艶やかに躍動する 気韻生動の肉体美
    • 【韮原祐介】匠たちの育成哲学
    • 【辛酸なめ子】佳子様偏愛採取録
    • 【ドクター苫米地】僕たちは洗脳されてるんですか?
    • 【アンジェラ芽衣×梅本剛史】身長172センチの女性モデルが “あえて”ツナギを着てみた!
    • 【町山智浩】映画でわかるアメリカがわかる
    • 【花くまゆうさく】カストリ漫報
サイゾーパブリシティ