サイゾーpremium  > 連載  > 彼女の耳の穴  > 【連載】今月の耳寄り人:北乃きい

──耳は口ほどにモノを言う。教えて、あなたの好きな音!

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(写真/三浦太輔 go relax E more)

Touching song

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中島みゆき
『うらみ・ます』
1980年に発表された中島みゆきの7thアルバム『生きていてもいいですか』に収録されている1曲。象徴的な歌い出しから始まる、中島みゆきを象徴する“暗い曲”としてつとに有名。


 見るもの、聞くもの、いろんなもの。私は、好きなものが幅広いのかもしれません。音楽も幅広く聞くんですけど、ほかの表現よりもちょっと特別な存在だと感じています。音楽だけは、この世に生を受けた時から好きだったような気がしていて……。うちの母が、すっごく歌うのが好きで、歌手を目指していた人なんですね。いままで出会った人の中で一番うまいかもしれないってぐらい、本当に歌がうまくて。常に歌っている人だったから、私がおなかにいる時もずっと歌ってくれていたと思うんです。しかも、車を運転しながらとかでも、本気で熱唱するタイプで(笑)。

 歌好きなところは、母に似たんですかね。物心ついた2歳か3歳の時にオモチャのカラオケセットを買ってくれて、うれしかったのを覚えています。拡声器みたいなものに音量のツマミが付いてて、「ぞうさん」を歌うと自分の声がスピーカーから大きな歌声になって聞こえてくるのがうれしくて楽しくて……。

 中学生になると、レゲエが好きになりました。横須賀生まれなので、黒人音楽との距離感が近くて、ジャパニーズヒップホップも好きになって。MDに落として自分の好きなセットリストを作っていたんですけど、レゲエ、ジャパニーズヒップホップ、トランスと、その時々でハマった音楽は変わっても、ずっと聞き続けているのがクラシック。クラシックバレエとモダンバレエを習っていた経験が大きいと思うんですけど、いまでも大好きです。

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