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CYZO×PLANETS 月刊カルチャー時評第19回──【MOVIE編2】

『ステキな金縛り』の深津絵里×TKO木下は、三谷幸喜×小林聡美の写し鏡!?

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■喜劇王(?)三谷幸喜の幽霊法廷劇

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『ステキな金縛り』
監督・脚本/三谷幸喜
製作/亀山千広ほか
出演/深津絵里、西田敏行、阿部寛ほか
配給/東宝 公開/10月29日

ダメ弁護士・エミ(深津)は殺人事件を引き受けた。被告人(KAN)が「犯行時刻は、旅館で落ち武者の幽霊に乗られて金縛りに遭っていた」と述べたため、旅館を訪ねると、落ち武者幽霊・六兵衛(西田)に遭遇。アリバイを証言してもらうことになるが、誰にでも見えるわけではない彼を、法廷に立たせようと奔走する。

【映画文筆業・那須評】
★★★★★☆☆☆☆☆
幽霊を使うのは禁じ手だったろう
幽霊のいるいない論争を法廷に持ち込んだまではよかったが、それにカタがついた途端にルール度外視の無法地帯に突入。この世とあの世が入り乱れ、切り札に幽霊を使う禁じ手を繰り出された日には腰砕け。にしても、深津絵里とTKO木下の奇妙な男女関係──同棲しているようだが恋人にしては性的な匂いが皆無、友達にしては甘えすぎている──は、2人の仲を劇中では頑なに明言しないことも含め、三谷・小林元夫妻の末期を思わせて後味が苦い。

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