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──低迷する映画業界よ、こんな時代だからこそ攻める映画を! 保守的になりがちな映画業界に喝を入れる映画評。映画を見る前にこれを読むべし!

2012年1月号 MOVIEクロスレビュー

■SF映画の名作シリーズ・エピソード0

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『猿の惑星:創世記』
監督/ルパート・ワイアット
脚本/リック・ジャッファ、アマンダ・シルヴァー
出演/ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント、ジョン・リスゴーほか
配給/20世紀フォックス 公開/10月7日

新薬研究者のウィル。実験対象のメスのチンパンジーが知能を示すが、ある時射殺されてしまう。ウィルは、彼女の子シーザーを引き取る。シーザーも高い知能を持っていたが、ある事件から保護施設へ。そこで彼は進化を遂げる。68年から続くシリーズの新作で、物語の起点となるオリジナルストーリー。

【映画文筆業・那須評】
★★★★★★★★☆☆
進化した猿にはCGの効果抜群
この期に及んでこのシリーズにどんな前日談があるというのか、と眉唾な気持ちでいたら思わぬ快作。進化した猿たちを描くのにCGはうってつけであり、その驚異的かつ新しい身体能力は斬新で、馬に乗る猿などお宝映像も満載。天才猿シーザーが初めて発する言葉のチョイスも見事で、ヘレン・ケラー並みの衝撃はある。何より、自分の能力を不当に認めない世間への怒りと悲しみを滲ませたシーザーの「人間らしさ」にフィーチャーしたのが素晴らしい。

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