サイゾーpremium  > ニュース  > 社会  > 泊原発"強引"運転再開で囁かれる知事と北...
ニュース
なぜ地元紙は原発再開を報じなかったのか?

泊原発"強引"運転再開で囁かれる知事と北海道新聞への疑念

+お気に入りに追加

――停止中の原発運転再開という実績づくりを急ぐ経産省の努力が実り、8月17日、北海道電力(以下、北電)・泊原発3号機の営業運転再開が決定した。3月11日の福島第一原発事故発生以降、日本のみならず世界でも、運転停止中の原発が再開する初めての例ということで、波紋を呼んでいるのはご存じだろう。

1110_ns_tomarigenpatsu.jpg
『原発社会からの離脱』(講談社現代新書)。

 福島原発事故が発生した3月から8月までの間、札幌市を含めた道内33市町村議会が次々と運転再開反対の意見書を可決し、8月17日には道議会与党 自民党・道民会議と、最大野党民主党・道民連合の両幹事長が共に「遺憾」を示すなど、反対の空気が強まる中、高橋はるみ道知事は容認を表明し、即日営業運転に入った。この強引ともいえる再開劇の裏では、さまざまな疑念が囁かれている。

 まずは、同知事と北電の不適切な関係。「北海道知事と北電『ズブズブの関係』」という見出しで「フライデー」(講談社/9月9日号)も報じたように、同知事就任翌年の2004年以降、北電の会長以下幹部は個人献金というかたちで、毎年同知事の資金管理団体「萌春会」へ献金を行っていることが発覚している。営業運転再開への反対運動を展開する市民団体幹部はこう話す。

「『萌春会』の会長は、前北電会長・南山英雄氏です。毎年ほぼ同時期に行われ、金額も役職ごとに統一されています【編註:特定の政治家に対する企業献金は、政治資金規正法で禁じられている】。また、高橋知事が就任した03年以降、北海道庁から北電への天下りが始まっています。これだけの関係があれば、再開ありきであったと疑われても仕方ありません」

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2019年6月号

令和時代の(新)タブー

令和時代の(新)タブー
    • 新紙幣【渋沢栄一】の功罪
    • 【薬物裁判】の戦い方
    • 駆け込み【薬物解毒病院】の実態
    • 【働き方改革】芸能事務所の本音
    • 【奈月セナ】タブーすぎるGカップ
    • 【名探偵コナン】のタブーとは?
    • 【平成とコナン】日本の写し鏡
    • ディズニーと【ダッフィー】の謎
    • 令和の【日本語ラップ】を考える
    • 【ブートクチュール】の最尖端
    • インスタグラム【パクリ暴露】アカ
    • 【女性皇族】結婚相手に求められる品格
    • 【愛子天皇陛下】実現の可能性は?
    • 格差を生む!?IOT時代の【電力問題】
    • 【エネルギー問題】を解決する施策
    • 【顔認証】で監視国家へ進む日本
    • 【スコアリング社会】のディストピア
    • なぜ【ショタコン女性】が増えているのか
    • 【ショタコンマンガ】傑作3選

「サイゾー」表紙の20年史

「サイゾー」表紙の20年史
    • 【祝20周年】橋本マナミも都丸紗也華も登場!

NEWS SOURCE

    • 【錦戸亮】退所?揺れるジャニーズ
    • 安倍政権の謀略戦で【立憲】窮地に!
    • エイベの恥さらし【AAA】暴行事件の遠因

インタビュー

    • 【山田佳奈実】ダンス極めし女優の野心
    • 【DJ松永】ラジオに救われた人気DJが自虐封印
    • 【ミヤギフトシ】気鋭美術作家の青春小説

連載

    • カバーガール/小倉優香
    • 【大間乃トーコ】Hカップの夢は保健の先生
    • 三代編集長で振り返る【サイゾー】の20年
    • 【ラウンドガール】圧巻の11人グラビア
    • 【珠緒】は冷たい芝生の上に
    • 【次のIT】とどう付き合うのか?
    • 【更科功】化石人類から見える人間の根源(前)
    • 高須基仁/【国への思いに右も左もない!
    • 【生殖器崇拝】と一般認識の深き溝
    • 中国イーコマース企業が作った【完全無人倉庫】
    • 【ニプシー・ハッスル】R&Bは絶滅へ向かう
    • 町山智浩/【アス】特権と罪悪感の恐怖を描くホラー
    • 日本経済【平成の失敗】と令和時代への教訓
    • 小原真史の「写真時評」
    • 五所純子「ドラッグ・フェミニズム」
    • 笹 公人「念力事報」/サイゾーの成人式
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ博物館」
    • 稲田豊史/『82年生まれ、キム・ジヨン』日韓のフェミニズムの今
    • 【全身ラバー】女と出会いたい
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 【大江戸ビール祭りの仕掛人】醸造に乗り出す!
    • 伊藤文學/【薔薇族】の女性読者たち
    • 幽霊、獣に成り果てたフレンズたち。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』