予算もキツキツでドラマ現場は疲弊…日テレ『嵐・櫻井問題』が福士蒼汰に波及!?

先に生まれただけの僕(日本テレビ)公式サイトより

 10月期にスタートする嵐・櫻井翔が主役を務めるドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)が、5月5日という異例の速さでクランクインしたことが局内外に波紋を広げているという。

 通常、連ドラの撮影は、放送の2カ月前から始まるが、嵐が6月に京セラドーム、7月に東京ドームでの公演を予定していることや、8月26~27日に行われる『24時間テレビ』(日本テレビ系)のメインパーソナリティーを務めること、9月には嵐が台北などアジアツアーも開催することから、櫻井がドラマを撮影できるのは今だけというのがその理由だ。

「櫻井の出演シーンが最優先となるため、櫻井が絡まないシーンは後回し。結局、他の共演者たちは櫻井一人の都合で拘束時間が長くなっただけ。櫻井は共演者に『わたくしのために長丁場にさせてスミマセン!』と謝罪したそうですが、所属事務所からすれば謝られて済む話ではない。日テレ側にギャラの上積みを要求し、結果、櫻井以外の出演者は軒並み相場の1.2~1.5倍に。そのため、制作費は2倍に膨れ上がってしまいスタッフは悲鳴を上げています」(日テレ関係者)

 しかも、この「櫻井問題」の影響は同ドラマ内だけでは収まらなかったという。前出の日テレ関係者が苦虫を噛み潰したような顔で続ける。

「7月期にゴールデンでの放送が予定されている3本のドラマの制作費が、1本につき200万円~300万円も削られるハメになったんです。現在発表されているのは福士蒼汰主演の『愛してたって、秘密はある。』だけですが、局員の間では櫻井のドラマ以上に高視聴率を期待されていただけに、スタッフは皆、意気消沈していますよ」

 多くの人たちに迷惑をかけたことで、万が一低視聴率なんてことになれば全ての批判が櫻井に向かいそうだ。

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