NHKヒロイン2人をごぼう抜き! オファー殺到で作品選びに“うれしい悲鳴”をあげる有村架純

『深呼吸-Shin・Kokyu-』(集英社)

 有村架純主演映画『ビリギャル』の勢いが止まらない。

 週末の興業収入ランキングでは登場から4週連続トップ3入りし、「興収はすでに20億円を突破したが、配給元の東宝も“想定外”の順調な数字の伸びだった」(映画業界関係者)というが、3月に公開されヒロイン役で出演した『ストロボ・エッジ』も興収が20億円を突破。出演作が2作続けて大ヒットしただけに、数々の栄冠を手にすることになりそうだというのだ。

「『ビリギャル』は辛口の批評家ですら高評価するほどの見事な作品だが、有村の演技力があったからこそ。映画賞の主演女優賞を総なめにするのは確実だろう。さらに、一般にはあまり知られていないが、映画ファンには知られている賞で、1983年に年12月1日の映画の日のイベントとして全国興業環境衛生同業組合連合会が創設した『ゴールデングロス賞』というものがある。これは全国の映画館主によって選ばれる、1年間の映画作品のうち最も興行成績の良かった作品や観客を呼んだ映画スター・監督に贈られる賞であり、なかでも『稼いだスター』に贈られる『マネーメイキングスター賞』は03年公開の『ラストサムライ』でハリウッドデビューした渡辺謙が受賞した04年以来、受賞者がいないが、今年は有村の名前が浮上している」(同)

 映画のみならず、CMもJRA、auなど一流どころばかり10社以上に出演。事務所内では先輩の広末涼子、戸田恵梨香をとっくに抜き去り看板女優となったが、芸能界全体で見てもこれまで有村にとっては同じ清純派女優で、いわば“商売敵”だった2人よりもすでに評価が上回ってしまったというのだ。

「清純派女優の代表格といえば、現在放送中のNHKの大河ドラマ『花燃ゆ』でヒロインをつとめる井上真央と、NHKの朝ドラ『梅ちゃん先生』でヒロインをつとめた堀北真希だった。ところが、『花燃ゆ』は視聴率が1ケタを記録するなど不振で井上の評価も急降下。一方、堀北は相変わらず一本調子の演技で、今年1月クールの主演ドラマ『まっしろ』(TBS系)が大コケしてこちらも評価が急降下。そんな2人をよそに有村の評価が一気に急上昇した。映画のみならず、主演ドラマのオファーも殺到しているようで、有村サイドは作品選びに頭を悩ませているようだ。後は、男性スキャンダルで失敗しなければ、息の長い女優になりそう」(テレビ関係者)

 事務所の先輩である広末と戸田はいずれも奔放な男性関係でおなじみなだけに、有村にとっての“反面教師”になっていればいいのだが…。

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