皇居、浅草、東京タワー……はとバス「中国語でご案内東京1日」に参加してみた!

――東京の観光スポットを日帰りでめぐることができる、はとバスの中国人向けツアーに潜入。そこで目にしたものとは?

【09:10】
男性2名が遅刻したため、定刻の10分遅れでバスは浜松町のターミナルを出発した。ほどなくして、日本人女性のガイドさんが流暢な中国語で注意事項を事細かく説明し始めた。


【09:30】
最初の目的地、皇居前に到着する。参加者は二重橋前での記念撮影に夢中で、先導するガイドさんを追う者はほぼいなかった。ただ、バスの出発時間に遅れる者はいなかった。


【10:10】
皇居を後にすると、車内では皇室の写真が回ってきた。乗客の中には、ガイドさんの解説に聞き入る人や、その写真をデジカメで撮る人もいた。中国人は“ファミリー”が好きなようだ。


【10:40】
浅草の雷門前でバスを降ろされると、自由行動に。男性客たちは、仲見世の革小物店で売られていた日本製の紳士用ベルトを物色していた。ベルトの値段は3000円ほどである。


【12:00】
雷門から吾妻橋を渡ったあたりにある「かに道楽」で昼食タイム。みなカニを食い散らかすことなく、粛々と箸を進めていた。量が少なめだったが、不平をこぼす人もいなかった。


【13:15】
「かに道楽」を出た後は、吾妻橋のたもとから出航する船で隅田川を遊覧。乗客は川沿いの風景を眺めたり写真に撮ったり、静かに約40分間のクルーズを楽しんでいる様子だった。


【14:30】
日の出桟橋で下船した後、東京タワーへ。地上145メートルから真下を覗ける展望台のガラス張りに、子どもは興奮しているようだったが、親の前で大騒ぎすることはなかった。


【16:30】
最後の目的地は、お台場のパレットタウン。ショッピングモール「ヴィーナスフォート」があるが、参加者はここぞとばかりに買い物するわけでもなかった。この後、東京駅で解散した。


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