高岡蒼甫、平野綾、AKB48まで──芸能マネージャーが語る「ツイッターは百害あって一利なし!」

── "高岡蒼甫騒動"を挙げるまでもなく、プロモーションのためネットメディアに手を出さざるを得ず、そしてそれゆえにネット住民から袋叩きに遭いやすい芸能人たち。そんな彼らを身近に見ている芸能プロの現役マネージャーたちは、そのことに対して何を思うのか?

【座談会参加者】

A…総合系大手事務所マネージャー(40代)
B…俳優系大手事務所マネージャー(40代)
C…音楽系中堅事務所マネージャー(30代)
D…グラビア系事務所マネージャー(30代)

A さて、今回の座談会は「芸能界とIT」がテーマらしいんだけど、ぶっちゃけネットに関しては遅れているところが多いよね。大手になると特に。

左手薬指から指輪が消えた、宮﨑あおい。夫が起こした騒動に、彼女は何を思うのか……?

B ウチも全然だなぁ。ブログは管理ができるからまだいいけど、ツイッターなんて百害あって一利なしだと思ってる。

A AKB48とかももいろクローバーとか、最近はいろんな事務所がアイドルグループを作っているけど、ファンとの距離が近くてこまめな情報を発信する必要がある、ああいうジャンルには有効なプロモーションだと思う。でも、女優や俳優がやるメリットは一切ないよね。

C アーティストやお笑いの人がプライベートな姿を見せて反応してもらうのは意味があると思うけど、ドラマや映画で演じることをなりわいにしている人が、直接ファンとコミュニケーション取る必要はまったくないでしょう。でも、なぜかみんなやりたがるんですよね(笑)。

D それは、「サイゾー」みたいなゴシップメディアのせいでもありますよ(苦笑)。アーティストならば音楽や作品を通してメッセージを伝えられるけど、役者は何かを演じることでしか自分を表現できない。でも、自分のプライベートが週刊誌には書かれるじゃないですか。それが事実無根な場合、「私はこの気持ちをどこで伝えたらいいの?」となってしまう。だから、自分の本当の気持ちを理解してほしがるようなタレントほど、特にツイッターをやっている気がしますね。

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