ケータイジャーナリストに聞く「夢のiPhone 5、どこまで実現可能か?」

――ここまで、各界の識者たちに、自由な発想(妄想)で欲しいiPhone 5についてお答えいただいたが、果たして、実際に実現は可能なのか?ケータイジャーナリストの石川温氏、竹田真氏に、検証していただいた──。

写真上/ハグの感覚を伝えるTシャツはすでに開発中。写真下/ディープキスを伝送する技術も開発中。

──お目見え間近のiPhone 5について、さまざまな予想が乱れ飛んでいますが、ケータイジャーナリスト内ではどのような評判に?

石川温(以下、石川) 薄くなって、画面が大きくなって、カメラの解像度が上がって……以上。手堅いところだと、そんなもんですかね。

竹田真(以下、竹田) ですよね。カメラが800万画素になる、というのは既定路線らしいですが。

石川 一部では、通信モジュールがCDMAとGSMの両方式に対応できるようになるんじゃないか、という見方もあります。これは、「5」がauからも発売される下地がある、ということ。アンドロイド端末に続いてWindows Phoneを出すなど、スマートフォンに傾斜するKDDIの動きを見たら、auのiPhone進出も可能性はあります。世界から見たら、一国で一キャリアだけがiPhoneを販売しているのは、日本だけですしね。

竹田 うーん……でも、どうでしょうね。ソフトバンクは今、年間の携帯電話の売り上げ台数の約40%をiPhoneが占めています。そこをほかに持っていかれるのは死活問題になりますから。孫さんなら、iPhoneの独占販売を死守するために、1000億円ぐらい平気で出すでしょう。

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