Vシネ界のカリスマ監督・浅生マサヒロ氏が選ぶ! 映画で映えるヤクザな銃ベスト5

──銃器の所持が法律で規制されている日本では、なかなかお目にかかることのない銃たち。ここでは、浅生監督の膨大なモデルガン・コレクションの中から、映画で映える銃を狙い撃ち!

※採点の基準は、実用性=実際の殺傷性能。見た目=ドラマや映画での見映え。人気=実際の映画での使用頻度。

あの次元大介も愛用の逸品!

【No.1】S&W M19

[主な登場作品]
『ルパン三世』『リーサル・ウェポン』『ブラック・レイン』『ブロークンアロー』など

[見せどころ]
M19のリボルバーは迫力大。ゆっくり弾を込めていく姿は、映画でもよく見るシーンのひとつ。


「万が一不発が起きても引き金を引き続ければ次の弾を撃てるし、.357口径でありながら、殺傷能力の高いマグナム弾も撃てる【※編注:口径とは、弾のサイズを表す単位】。そして、役者を食うほど派手ではないけど、存在感は抜群。はっきり言って、これ以上の銃はないんじゃないですか。あと、Vシネマ的にいうなら、銃の存在自体が兄貴分的。この銃は357マグナム弾と38口径の両方を使えるけど、同じ会社のチーフ・スペシャルに357マグナムは装弾できない。Vシネでは兄貴分がこの銃を、弟分がチーフを持っていれば、兄貴分が弾切れを起こしたとき、弟分が自分の弾を差し出すことはできるけど、弟分の弾が切れても、兄貴分の弾は頂けない。銃そのものが、キャラクター同士のヤクザ的縦社会を象徴してくれるんですよ(笑)」

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2024.4.29 UP DATE

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