初代経営の神様から現社長の大坪文雄氏まで、"パナソニック"に歴史を刻んだ経営者列伝

──創立開業から約1世紀たったパナソニック。同社の歴史を語る際、避けては通れない経営者が3名いるという。現社長・大坪文雄氏と共に、彼らの素顔を見てみたい。

言わずと知れた"経営の神様"

初代社長
松下幸之助
(社長在任期間 1918~61年)

1894年11月27日、和歌山県生まれ。1989年4月27日死去(満94歳)。独自の経営方針とカリスマ性により、旧松下電器を世界的な総合エレクトロニクスメーカーに押し上げ、現在でも偉大な創業者として社内外の尊敬を集めている。しかし、あまりに経営者として偉大すぎたため、後進の社長たちは、彼が実践した経営システムである「事業部制」を円滑に運用することができず、組織の硬直化や官僚化という事態を招いた。6代目の中村社長は「松下幸之助のマネは誰もできない」として松下イズムを180度転換した大改革を行ったことで、業績を回復させている。


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