【経済ラップ】──謎のラッパーがライム「銀行も株主もこの俺も 連結決算しか信用しねぇ!」

人材コンサルティング会社社長で、ビジネス書も多数著す高城幸司氏がベースの歌詞を作り、それをジャニーズの楽曲の作詞も手がける久保田洋司氏がラップ用にアレンジしたとのこと。

 2010年11月にオープンしたAmazon MP3ダウンロードストアで、異彩を放つタイトルを発見! その名も「連結決算~経済ラップ」。経済とラップ、しかも「連結決算」という経済用語の組み合わせが新鮮だ。

 恥ずかしながら経済には疎く、「連結決算」の意味も「今さら聞けない」状態だった筆者。速攻でダウンロードしてみた。

 リリックはストーリー仕立てになっている。バーを経営したいという友人に借用書なしで100万円を貸した「俺」。友人は青山にバーを開店、大繁盛した。儲かっている店の決算書を見せられたが、実はその裏で、新たに開いたクラブが赤字になっていた! 友人はバーの売り上げで補填を試みたが、もはや追いつかない状態に。歌詞によれば、「クラブはバーの子会社だった 決算は一緒にすべきだった その発想が連結決算 知らない俺が馬鹿だった!」

 結局友人は夜逃げ。「連結決算しか信用しねえ!」とリフレインがむなしく響く……。

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