加盟店いじめはセブン以外も! ローソン・新浪社長への反発の訳

 これまでのコンビニ業界では、「セブンに倣え」が合言葉で、店舗作りはもちろん、商品開発においても、セブン-イレブンの後追いが当たり前のように行われてきた。

「ローソン」の公式HPより。

 しかし、近年「脱セブン」の気運が業界で高まり、各チェーンとも独自色を出すべく奔走している。その筆頭を行くのが、新浪剛史社長率いる、業界第2位のローソンだ。

 例えば、ローソンといえば青看板のイメージが強いが、地方の農村地帯で「あの看板は冷たい感じがする」という意見が出れば、土色や緑色の看板にするなどの自由度を持たせている。99円均一のショップ99を買収したり、健康志向型のナチュラルローソンを展開するなどの試みも斬新だ。一方で、新浪社長自ら全国を巡り、加盟店オーナーと話し合うなど、本部と加盟店との距離感を縮めようとしてきた。

 だが、こうした「改革の旗手・新浪社長」というイメージとは裏腹に、加盟店や本部SV(スーパーバイザー=店舗経営相談員)といった現場サイドから、ここに来て「社長は独裁者だ」という声が出てきている。

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