いまだ遺族への謝罪はなし! 押尾事件の真相は民事訴訟で

 田中香織さんに対する保護責任者遺棄罪で、一審で懲役2年6カ月の判決を受けた元俳優の押尾学被告。その保釈後の姿勢に関係者からは疑問の声が上がっている。

屈伸なんてしてないで、謝って!

 押尾被告は、保釈後に「フライデー」(講談社)で、「(遺族に)会って、謝罪したい気持ちはあるし、道義的にね。でも、弁護士を通じて、何度も言っているんだけど、向こうが会ってくれないのよ」とコメント。ところが、田中さんが勤務していたクラブ関係者は、「彼女の弟さんが上京してきたんで、押尾から連絡があったかどうかを聞いてみたんですが、押尾はもちろんのこと、弁護士からも連絡がないと言ってました」というのだ。これが本当なら、押尾被告の虚言癖は直っていないと言っていいようだ。

 そんな押尾被告に対して、遺族が民事訴訟を起こすという情報が以前から流れていたが、提訴に踏み切ったという話は聞かない。実はこの間、遺族側の代理人を務めていた弁護士の解任騒動が起きていたというのだ。

「遺族側の代理人だったのは、平河総合法律事務所の田邊勝己弁護士。遺族側の意向では、押尾被告だけではなく、彼の事件当時の所属先であるエイベックスと事件現場の部屋を提供していたピーチ・ジョンの野口美佳社長にも、押尾や事件に対する使用者責任、管理責任があったとして損害賠償を求める民事提訴をする予定があった。9月初旬には、エイベックスに遺族側から内容証明が届いていたが、それ以降、動きは停滞してしまっていたんだ」(芸能記者)

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