"未確認飛行物体"UFOはいかにして生まれ、我々を楽しませて来たのか?

 いつの時代でも、老若男女問わず、我々は「未確認飛行物体」にある種の"ロマン"を感じてきたのではないだろうか。1947年、アメリカのケネス・アーノルドの証言により"UFO"の存在が問われるようになってからというもの、国境を越えて、その謎は広がってきた。今回は、そんなUFOについて、改めてお届けしちゃいます!

(以下、本記事は『月刊サイゾー』2008年5月号に掲載されたものを、再構成したものです)

──異星人の乗り物としての「UFO」が登場してはや半世紀以上。メディアに登場するUFOは、常に時代性を帯び、変化を重ねてきた。そんなUFOの歴史検証から、UFO論壇分析、そして、あの矢追純一が語る「UFOメディア論」まで、UFOのつくられ方と楽しみ方、教えます!!── 

 06年12月下旬、民主党の山根隆治参議院議員が提出した「UFOに関する質問主意書」に対して、政府が「UFOの存在を確認しておらず、情報収集や研究もしていない」という答弁書を閣議決定したのをきっかけに、にわかに盛り上がったUFO論争。町村信孝官房長官の口からは、「UFOは絶対いる。でなければナスカの地上絵など説明できない」との趣旨の、30年以上前にはやったような珍説も飛び出し、昨今低迷していたUFO界が、一時的に注目を集めた。

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