テレビは鳩山叩き一辺倒、 重箱の隅ではなく「改憲」 という本質を追及しろ!

球界への復帰待望論が強い清原選手。彼はキャリアは十分、膝のケガに苦労した経験もある。まずは、同じくケガに苦しむエンゼルス・松井秀喜のレポートや試合解説をしてほしい。映画の宣伝キャラクターなど、やっている場合じゃないぞ。 

 辺見庸が、東京新聞夕刊で連載している「水の透視画法」というコラム(5月18日付)で、ラーゲリ(ソ連強制収容所)ではやったという詩を引用していた。

「すべてありうる。なんでも起こりうる。よるべきものはなにもない」

 辺見はこの文章を用いて今の時代を憂いた。私の時代感覚と似ていて、久しぶりに響いた。

 今、着眼大局着手小局という、基本にあるべき感覚が見失われている。文化も経済も政治も着眼小局、着手も小局。そんな中、着眼大局を担うべきは、ジャーナリストだと思う。ところが、「週刊ポスト」(小学館)5月28日号で野中広務が官房機密費をジャーナリストやテレビ局、新聞社に配っていたと証言した。

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