試されているのは飼い主の愛情! スウェーデン生まれの犬用知育玩具

ニーナ・オットソンの犬用知育玩具シリーズの最新作『ドッグファインダー』(税込5460円)。犬はセットされている骨型ブロックを鼻先や足で動かし、ブロック内のオヤツをゲットする。頭を使うのは犬のみならず、飼い主もおやつを隠す場所や量を周到に考える必要あり。

 フリフリ衣装を着たお犬様が、キャバ嬢に連れられ闊歩する午後4時。街では高級な犬用チョーカーが売られるなど、日本のペットの消費需要は相変わらずファッション感覚が根強い。社会問題でもある犬の殺処分もいまだ年間10万頭近いものの、年々減少傾向にあるとか。少しずつだが、犬との付き合い方が改善されてきたのかもしれない。そんな中、売り上げを伸ばしているのが犬の知育玩具だ。元祖は、スウェーデンの愛犬家ニーナ・オットソンさんによる製品。

 子どもが生まれてから、犬と接する時間がつくれないことに心を痛めていた彼女。家の中でも彼らを飽きさせず、また犬らしく過ごさせる方法はないか? そんな思いから、ボールの中に食べ物を入れ、犬が転がすたびに表面の小さな穴からおやつが出てくるアクティブボールなるものを80年代に開発した。これが北欧で10万個を売る大ヒット。その後も犬の発達した嗅覚を使い食べ物を探させるさまざまな玩具を開発して、世界中で人気になった。

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2024.4.27 UP DATE

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