お粗末捜査に拍車をかける飼い慣らされたマスコミと特捜部の不健全な関係

6月12日、朝鮮総連本部の売却をスクープした毎日
新聞の記事と、同日の夕刊でベタ記事扱いした朝日
新聞。まさか詐称事件になるとは。

 検察からの公式な発表もないのに、特捜部の捜査や取り調べの様子が報道されることは珍しくない。特捜部の捜査は、マスコミを通じて「筒抜け」だ。

 もちろんこれは、特捜部の意図的なリークによるもの。特捜部のターゲットは、政財界の大物、つまり権力側の人間。よって捜査には、検察首脳・法務官僚を通じた永田町からの横ヤリが入る。

 そうした横ヤリに事件を潰されないように、特捜部はメディアを利用する。ターゲットに関するネガティブな情報をリークし、世論を味方につけて、捜査を有利に運ぶための「地ならし」をするのだ。

 メディアにとっても、特捜部からのリーク情報は話題性抜群のネタ。1面で取り上げるなど、必然的に扱いが大きくなる。

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