小沢一郎「起訴相当」に隠されたメディア権力増強への恐怖

苫米地英人氏。

 今月の同NEWS SOURCE内でも触れたが、小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる政治資金規正法違反の問題について、検察審査会(検審)が「起訴相当」の議決を下した。これを受け、マスコミや世論の間では「小沢退陣論」が再燃したが、これに異議を唱えるのが、脳機能学者の苫米地英人氏と、同氏と親交がある"小沢氏の側近"民主党の松木謙公議員だ。特に"洗脳のプロ"でもある苫米地氏は、検審の決定は「マスコミによる洗脳の影響」と言ってのけるが……。

──今回の検審の判断は、どこがおかしいと思っていますか?

苫米地(以下、) 「小沢は悪い奴」というイメージを流布し続けるマスコミの影響をもろに受けているところだね。検審っていうのはアメリカの大陪審制を参考にして、昭和23年にできた制度でね。今の日本の裁判員制度につながっているわけだけど。

松木(以下、)苫米地さんは、以前から裁判員制度には懐疑的だよね。

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2024.4.29 UP DATE

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