オウム真理教は、グローバル資本主義社会への警鐘だった!? 元幹部が告白「あの"最終戦争"とはなんだったのか?」

 東大理学部在籍時にオウム真理教に入信、幹部まで務めるも、地下鉄サリン事件への関与はギリギリのところで免れた男──オウム真理教の後身・アーレフの元代表にして、現在はホームレス支援のためのNPO団体を主宰する野田成人氏が語る、オウム幹部たちの姿、あの凄惨な事件のこと、そして、この世界の行く末とは──。

野田成人氏。

 東京大学在学中の1987年にオウム真理教に入信し、一連の凶悪事件にこそ関与しなかったものの、正悟師(教団内では正大師に次ぐ高いステージ)、車両省大臣として指導的立場にあり、アーレフへの改称後は代表まで務めた野田成人氏。09年、麻原彰晃を絶対視する主流派との対立から教団を追われた同氏が、教団や一連の事件の総括と反省として、『革命か戦争か~オウムはグローバル資本主義への警鐘だった』(小社刊)を出版した。オウムを内部から見てきた同氏の語る「オウムとグローバル資本主義の相似」とは? 

──まずは、この本を執筆した動機についてお聞かせください。


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2024.4.27 UP DATE

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