小林よしのりVS佐藤優 論争ではなく戦争勃発!?

1992年──『ゴーマニズム宣言』の連載が開始された年。掲載誌は皮肉なことに「SPA!」だった

佐藤氏は「SPA!」の連載で3ページに渡り反撃。よしり
ん(とは書いていないが)の攻撃を「人格的な誹謗中
傷としか思えない」としている。

 よしりんこと、漫画家の小林よしのり氏が、論壇の寵児・佐藤優氏にケンカを売った。「SAPIO」(8月20日・9月3日合併号/小学館)掲載の『ゴーマニズム宣言』において、佐藤氏批判を3ページにわたって繰り広げたのだ。ここでよしりんは、自身の重要テーマである沖縄論に佐藤氏が噛み付いてきたと捉え、激高している。いわく〈佐藤優が琉球新報(7月12日)にデタラメな記事を書いている〉〈要するにこう言いたいわけだ。「小林よしのりって奴は、沖縄のことを本気で考えて行なっているのではなく、金と虚栄心を目的にやってる悪い人だぜ!」呆れた話だ。「国策捜査」で罪をでっち上げられたと言ってる奴が、人に濡れ衣を着せている!〉などなど。

 しかし、「SAPIO」といえば、よしりんだけではなく、当の佐藤氏も長期連載を持つ媒体。そこで佐藤氏を猛攻撃するとは、穏やかではない。

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